1988年、札幌市の創建120年を記念し選定された「さっぽろ・ふるさと文化百選」。

後世に伝えていきたい札幌の歴史・文化にまつわる建物46件、遺跡26件、街並み19件、用具5件、まつり・行事など4件の計100点が市民からの公募により選ばれました。

これらは、今私たちが札幌という街の成り立ちを振り返り、札幌という街を知ろうとする時、大切な手がかりになります。

札幌という街を知る手がかりとして、開拓時代から現在まで受け継がれる歴史・文化の百選

受け継がれるものと、失われるもの

「さっぽろ・ふるさと文化百選」は選定から30年余りが経過し、ますます歴史的価値や希少性が高まっている中、脈々と受け継がれているものがある一方で、残念ながらすでに失われているものもあります。

時代が移ろう中で、札幌の街も常に変化することで発展してきました。

かつての街並や建造物が、街の発展のためやむなく失われるのも、仕方のないことかもしれません。

この特集では、いままだ残る歴史・文化遺産をめぐり、改めて札幌の街の成り立ちを振り返ります。

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