北海道の生活で必要不可欠と言われる車。

しかし、公共の交通機関が発達した大都市・札幌では生活において車の必要性を感じないという方も多い様です。

たしかに自動車は高い買い物で、その維持費も心配ですね。

でも、車は持つと便利というだけでなく、行動範囲や視野を広げてくれて新しい自分を見つけてくれる存在でもあるんですよ。

札幌での生活に自動車は『必要?』 or 『不要?』

札幌における車という存在

札幌は人口200万人に迫る大都市。

公共の交通機関も発達していて、市が運営する地下鉄や市電の他、JRやバスも市内のあらゆる方面に伸びています。

これらは通勤・通学で毎日のように利用される方も多いですよね。

生活圏が中心部に近い場所だったり、交通機関が十分に発達している場所であれば、「車を持つ必要性を感じない」という方も多い様です。

一方、郊外のショッピングセンターへのお買い物や、ドライブなどレジャーを楽しむために「自家用車も持っている」という方も多いですね。

また、冬には雪が積もる札幌では、自転車などの移動手段が使えなくなりますし、雪道を歩くのも大変です。いざという時にも、車はとても便利な乗り物です。

みんな自動車を持ってるの?

札幌で車を持っているのは“5人に2人”

札幌市の統計から、1人あたりの保有自動車の台数を調べてみました。

以下の表は、各年度の札幌市で普通自動車、小型自動車、軽自動車を自家用車として保有されている台数、及び札幌市の人口です。

年度 2011年
(平成23年)
2013年
(平成25年)
2015年
(平成27年)
2017年
(平成29年)
普通自動車 26.0 26.7 27.8 29.6
小型自動車 35.8 34.8 33.5 32.3
軽自動車 17.2 19.2 20.6 21.3
計(万台) 79.0 80.7 81.9 83.2
札幌市の人口 192.2万人 193.8万人 195.2万人 196.2万人
1人あたりの保有台数 0.41台 0.41台 0.42台 0.42台

2011年以降の札幌では、人口が190万人台から微増を続けています。

札幌市の自動車の台数も、それに伴って増加していますが、1人あたりの自動車の台数は横ばいで、0.41〜0.42台/人です。

これは札幌での自動車を保有しているのは5人に2人、正確には人口1,000人あたりで41〜42台の車が保有されていると言えます。

1人当たりの乗用車保有台数は0.42台、とび抜けて低い札幌

札幌の自動車の保有は5人に2人、という数字は高いと感じますが、低く感じますか?

すでに自動車を持っている方は、「もっと多くの人が車を持っていると思った」と感じるのではないでしょうか?

一方で、車を持っていない方は、「こんなに車を持っている人が多いと思わなかった」と感じるかもしれませんね。

しかし、札幌市の1人あたりの乗用車保有台数=0.42 は、北海道内の他市町村と比較するとかなり低い数字と言えます。

全道の平均値は0.52台、“2人に1人以上”が車を持つ北海道

平成27年度の市町村別保有車両数年報によると、北海道の1人あたりの自動車保有台数は0.52台。

北海道民の2人に1人以上は自動車を持っていると言えそうです。

やはり広い北海道での生活に車は不可欠の様ですね。

1人あたりの保有数が最も多いのは帯広市で0.64台。これはほぼ“3人に2人”は車を持っていることになります。札幌と比較すると随分多いですよね。

次いで千歳市が0.63台、北見市が0.61台、網走市が0.60台と続き、釧路市、苫小牧市、根室市、紋別市、北斗市が0.59台で並びます。

道央や道北、道東の比較的人口が多い都市が上位に入っていますね。

この数字には、運転免許を所得できない18歳未満の人口が含まれています。18歳以上でも運転免許を持っていない方も多いでしょうし、市町村によって年齢の人口比率も異なっていますので、一概には言えない部分があることは注意が必要です。

それでも、札幌では「車を持たない」という方が、道内で比較するとかなり多いということが言えそうです。

札幌で車を持つ理由、持たない理由

車を持たない人は「持つ必要がない」と感じているのが大半

札幌で自動車を持っていない人の大半は「必要を感じない」ということ。

札幌で最も一般的な交通機関である地下鉄は、運行時間の正確性、都心部までのアクセスの良さ、雪などの天候にも強い、ーなどとても優れた移動手段。

沿線や都心部に近いエリアに住んでいる方は、通勤・通学・買い物などにも車の必要性を感じる事は少ないですね。

また、かつて車はレジャーにも不可欠な存在でしたが、現在では娯楽は多岐にわたり、ゲームやスマートフォンにも多くの時間とお金を消費する若い世代も多いですね。

若者の車離れは全国的なものですが、札幌も例外ではありません。

車を持つのは「家族(子供)がいるとあった方が便利」「通勤でやむを得ず」という意見が多数

もちろん、札幌で車を持っている方も多数いますね。

特に、お子さんのいるご家庭のほとんどは車を所有しているのではないでしょうか?

単身世帯の時には必要性を感じなかったという方でも、結婚や出産などライフステージが変化してくると、車の必要性を感じることも多くなりますね。

また、勤務先が札幌中心部ではなく郊外にある場合、通勤に自動車を利用する方も多いのではないでしょうか。場所によっては、冬には遅延しやすいバスを含めた乗り換えが必要だったり、交通機関でのアクセスが困難な場所もありますね。

ご家庭によっては、複数台の車を所有していることもあります。

札幌での自動車を持つと維持費はどれくらい?

平均的な車の維持費の相場は年間30万円〜

自動車の購入はとても大きなお買い物ですが、買った後にも何かと維持費がかかります。

  • 自動車税(重量税)
  • 自動車保険(自賠責・任意)
  • 車検
  • その他整備費用

これらは、自動車の使用頻度や走行距離に関係なく発生する費用で、車種にもよりますが平均して年間30〜40万円ほどと言われています。

上記にプラスして、ガソリン代や駐車場料金などもかかりますね。

ガソリン代は頻繁に変動しますし、走行距離や車の燃費によっても変わってきますが、全国的な平均とほぼ変わらない位。本州の都心の様なひどい渋滞はないので、燃費は有利ですね!

駐車料金は札幌市内の場合は、マンション・アパートで借りると月10,000円〜15,000円位が多いようです。

忘れてならない、雪国・札幌ならではの維持費

札幌で車を所有する上で忘れてならないのは、雪国・札幌ならではの維持費です。

冬に雪が降り積もる札幌では、雪が降らない地域にはかからない維持費が存在します。

雪かきのアイテムを揃えたり、融雪剤の塩害から車を守るため冬場でも定期的な洗車が推奨されていますし、フロントガラスなどの凍結を取るための解氷スプレーなど消耗品も購入した方がいいですね。

しかし、最も金額が大きいのは、

  • スタッドレスタイヤの定期的な買い替え

では無いでしょうか。

スタッドレスタイヤはサイズや性能にもよりますが、20,000円〜150,000円まで様々。およそ2〜3年で買い替える方が多いですが、年間の維持費で考えると大きな出費になりますね。

「必要か、不要か」だけではない、車を持つことのメリット

車を持つと行動範囲が一気に広がる!

必要か、不要かという現実的な問題だけで車の所有を考えてしまうのは、もしかしたらちょっと勿体ないかも。

はじめて車を持つと、それまでから行動範囲が一気に広がり、同時に視野も広がります。多くの方にとって、それは自分で思っていた以上の変化のはず。

もちろん、車を所有することは大きな出費が伴いますが、車は生活に大きな変化をもたらしてくれる存在でもありますね。

車を持つと、新しい自分だって見つかるかも

生活圏が広がると、お買い物でもいつものスーパー以外の選択肢が増えて、日用品の買い出しでさえちょっと楽しくなりますね。

ちょっとした気分転換にドライブを楽しんだり、気になるスポットへも「今度の週末に行ってみようかな」と気軽に行ける様になります。

海や山でレジャーを楽しんだり、新しい趣味にチャレンジしてみたり、自動車は新しい自分を見つけさせてくれる存在でもあります。

札幌のカーライフを楽しんで

札幌では、高校の交通機関の発達もあり車の必要性を感じていないことに多いですね。

しかし、車は「必要か、必要で無いか」だけでなく自分自身や生活に良い変化をもたらしてくれる存在でもあります。

高い維持費がかかっても、車を持つのはそれだけの価値があるはず。

ぜひ札幌のカーライフを楽しんでくださいね!