旭山動物園への観光や、富良野・美瑛への観光の拠点としても人気の旭川。

観光はもちろん、お仕事でも、札幌から旭川の区間を行き来する方も多いですね。

JR、バス、車で旭川まで行くと、所要時間はどれくらいか、その距離とルートについてまとめてみました!

札幌から旭川までの車で行くときの交通手段、距離とルート、時間、料金について

旭山動物園や富良野・美瑛への観光の拠点としても人気の旭川

■再開発されたJR旭川駅前の街並み。観光客向けのホテルもたくさんあるので、観光の拠点として人気

旭川は、札幌から北に140kmほど離れた北海道で2番目の都市。

市内郊外にある「旭山動物園」は、観光に大人気のスポット。動物たちのイキイキとした自然に近い生態を見ることができる行動展示で、一躍有名になりましたね。

北海道の原風景に出会える「美瑛」や「富良野」といった人気スポットからも近く、観光の拠点として旭川に訪れる方も多い人気のエリアです。

観光意外にも、お仕事や帰省で行き来する北海道民も多いですよね。

札幌⇆旭川なら、車での移動が楽しい!

道の駅やサービスエリアで寄り道しながら、ドライブを楽しんで

■車で旭川に行くなら、寄り道しながらドライブを楽しみたいですね!

札幌から旭川までの車の移動は、高速道路なら1時間40分から、一般道で2時間40分ほど。

観光で旭川や近隣の美瑛・富良野に足を延ばすなら車は必須!

長距離の運転になるので、くれぐれも安全運転に気をつけたいですね。無理をせず、途中の道の駅やサービスエリアで休憩しながら向かうのがおすすめです。

寄り道しながらのドライブが楽しめるのも、車ならではですよね!

① 車の場合は?
高速道路

  • 距離 : 片道138km
  • 所要時間 : 約1時間40分
  • 料金 : 高速片道3,320円

車で旭川に向かうなら、道央自動車道の『札幌IC』から『旭川鷹栖IC』まで高速道路を利用するのがおすすめ!

長距離の運転になるので、無理せず途中休憩を取りながら運転してくださいね。

ぜひ立ち寄りたいのは、日本最北のサービスエリア「砂川SA」

周辺の銘菓が豊富に揃う売店の他、フードコートでは砂川市「上原ファーム」産の豚モモ肉を使った「砂川ポークチャップ定食」が人気です。

また、観光には『旭川鷹栖IC』のひとつ手前の『深川IC』で降りて国道12号線から旭川に向かうと、途中で「神居古潭」や「雪の美術館」など人気スポットへ寄り道が出来ますよ!

一般道

  • 距離 : 片道136〜137km
  • 所要時間 : 約2時間30〜50分

一般道の場合、高速道路の利用と比べ、距離はほとんど変わらないか、ちょっと短くなり136〜137kmほど、所要時間は約2時間30〜50分です。

ルートは複数ありますが、一般的なのは⑴国道12号線で向かうルートと、⑵国道275線で新十津川町まで行って、滝川市から国道12線に入るルート。

江別市や岩見沢市など大きな街の中心部を通過する12号線は、信号も多く時間帯によって渋滞することもあるので、275線を利用した方が早く着くことが多いかも。

どちらのルートも、途中に道の駅があるので、休憩しながらドライブを楽しんでくださいね!

電車(JR)orバスにはそれぞれのメリットあり!

速さで選べば『JR』、値段で選べば『バス』がおすすめ!

札幌⇄旭川は、車以外の公共の交通機関も便利!

速さで選ぶなら、車で高速道路を使うよりも早いJRがおすすめですし、頻繁に行き来する方は高速バスで回数券を利用するとリーズナブルですよ。

② 電車(JR)の場合は?
■電車で旭川に行くにはJRの特急を使うのが最速。

札幌 – 旭川で最も早く、最も一般的な移動手段はJRです。

  • 所要時間 : 1時間25分
  • 料金 : 片道4,290円(自由席)/往復5,080円(Sきっぷ)

特急を利用すると、札幌から旭川まで1時間25分!

旭川に行く特急は、旭川終点の「カムイ」と「ライラック」の他、稚内行きの「宗谷」、網走行きの「オホーツク」があり、いずれも利用することができます。

冬の雪が降る季節でも時間が正確なJRは最も早い移動手段でもあることから、時間を有効に使いたいビジネスマンや観光客の利用が多いようです。

特急券の料金形態はやや複雑なので、以下の表にまとめてみました。

(JR)札幌 – 旭川運賃特急券合計
普通列車2,490円2,490円
特急自由席1,800円4,290円
指定席2,500円4,990円
グリーン車(※1)4,500円6,990円

往復や観光の際には、おトクな割引切符もあります。観光で旭川に行く際は、みどりの窓口で相談してみてくださいね。

自由席往復割引切符(Sきっぷ)

特急自由席を往復で利用することで割引になる切符で、札幌-旭川間で利用することができます。この場合、片道で4,290円が往復で5,080円(子供2,540円)になりますので、実に40%以上おトク!

指定席やグリーン車を利用したい場合は指定料金追加で可能です。注意が必要なのは、有効期間が6日間ということ。

Sきっぷはみどりの窓口で購入することができますよ。

旭山動物園きっぷ
■動物たちのイキイキとした姿が見れると人気の旭山動物園に行くなら、おトクな切符を利用したいですね。

旭山動物園に行く予定がある方にも、おトクな割引切符があります。

JR旭川駅から旭山動物園までのバス料金(通常片道440円)が入った「旭山動物園アクセスきっぷ」は、往復で大人5,410円/子供2,700円はSきっぷ+バス往復よりも550円おトクに。

さらに旭山動物園の入園券がセットになった「旭山動物園きっぷ」は、往復で大人6,130円です。子供料金の設定はありませんが、これは中学生以下の子供は入園料が無料のため。

旭山動物園の入園料は大人820円なので、Sきっぷ+バス+入園料より650円おトクになります。

こちらの切符もみどりの窓口で購入することができますよ。

③ 高速バスの場合は?
■都市間高速バスはJR札幌駅前や大通公園近くのバスターミナルから乗ることができますよ。

時間は少しかかってもリーズナブルな交通機関として人気の高速バス。

  • 所要時間 : 2時間05分
  • 料金 : 片道2,060円/往復3,860円

JR札幌駅にあるバスターミナルから旭川駅前を結ぶ都市間高速バスです。ほとんどの区間は高速道路を走りますので、バスとはいえ早いですね。それでもJRと比較すると40分ほど時間がかかります。

回数券を利用するとかなりおトクで、例えば20枚綴り回数券だと片道あたり1,600円弱まで下がります。

ビジネス目的で多頻度の行き来がある方や、帰省の方にはおすすめ。旭川方面から札幌へ買い物に来る際などもバスを利用する方が多いようです。

渋滞や交通規制、冬の天候など時間が遅れる可能性もありますので、余裕を持ったスケジュールが必要ですね。

こちらの記事もおすすめ!

札幌から小樽への道のりなら、こちらの記事!

小樽は札幌の隣町。ショッピングなどのお出かけでも行き来が多い区間ですね。

もし観光で札幌から小樽に行くときは、車よりもJRの方が早くて便利かも。JR、バス、車で行く場合についてまとめてみました!

札幌から小樽までJR、バス、車でどのくらい?JRなら新千歳空港から小樽に直行もアリ!

札幌から帯広への道のりなら、こちらの記事!

札幌からだと、片道200kmのロングドライブになる帯広。

新鮮な乳製品を使用したソフトクリームやチーズにバター。広大な大地の並木道や澄み切った青い空は、北海道の原風景!

魅力たっぷり酪農王国に車で行くなら知っておきたいことをまとめてみました!

札幌から帯広まで車で何時間かかる?一般道or高速のルート、知っておきたい5つの注意点まとめ

札幌から函館への道のりなら、こちらの記事!

函館は北海道の旅行先でも屈指の人気エリア!でも、札幌と函館は300kmも離れているので、超ロングドライブになります。

札幌⇄函館を車で移動する際のおすすめのルートについてまとめてみました!

札幌から函館へ車で行くなら、北回り?南回り?所要時間とルート、高速料金まとめ