札幌の中心部には魅力的な観光スポットがたくさん!
でも歩いてめぐるとなると、ちょっと大変。そんな時は、レンタサイクルがおすすめですよ。
レンタカーでは駐車場がなくて通り過ぎてしまうスポットも、自転車なら気軽に立ち寄ることが出来ますね。
人気のシェアサイクルサービス、ポロクルで札幌の観光名所をめぐってみました!
さわやかな札幌の街、自転車で観光めぐりしてみませんか?
レンタサイクルとは?
レンタサイクルとは、自転車を有料で貸し出してくれるレンタルサービスのこと。1時間単位や、1日単位で借りることができます。
全国の都市部や観光地で広まっているサービスですが、札幌の中心部でも気軽に利用できるサービスがあるんです。
小回りが利く自転車は、札幌の観光めぐりにピッタリですよ。
札幌のレンタサイクルは、porocle(ポロクル)がおすすめ!
札幌のレンタサイクルにはいくつかのサービスがありますが、使いやすくて便利なのが「ポロクル」。
中心部におよそ40箇所の「ポート」と呼ばれる専用駐輪場があって、そのどこからでも借りられて、返却場所も自由。
自転車は電動アシスト付きのブリジストン製で漕ぐのもラクラク、万が一の時の保険も付保しているので安心ですね。
レンタサイクル、ポロクルの借り方は?
会員登録 or 1日パス
ポロクルで自転車を借りるなら、あらかじめスマホでアプリをダウンロードして会員登録をしておくと便利!返却するまで30分単位の料金(最初の60分150円、以降100円/30分)が登録したクレジットカードに請求されます。
観光で利用するなら会員登録が不要の1日パスを購入するのがおすすめです。あらかじめ全国のセブンイレブンやファミリーマートでチケットを購入(1,300円)しておくか、1日パス販売窓口でも購入(1,500円)することができますよ。
どこにポートがあるか調べてみよう!
市内中心部におよそ40箇所のポートがあります。中心部のホテルに泊まるなら、きっと近くにもポートがあるはず。
もし近くで見つからなくても、時計台やテレビ塔、赤れんが庁舎など有名観光スポットの近くにもありますよ。
ポートが見つかったら、早速レンタサイクルをゲットしよう!
ポロクルで自転車を借りてみた!
1日パスをゲット!
1日パスは市内複数ヶ所で窓口販売していますが、今回はさっぽろテレビ塔の1Fにある札幌ツーリストインフォメーションセンターで1日パスをゲットします。
金額は1,500円(税抜)なり。
7時間以上レンタルするなら時間単位での料金よりも、1日パスの方ががおトクになる計算ですね。
観光で午前中からじっくり乗るなら、1日パスがあってもいいでしょう。途中返却しても、その日のうちなら再度利用することも可能です。
コンビニでの事前購入すると200円(税抜)安くなるのですが、コンビニでの端末操作や、QRコードでスマホからの登録が必要になります。
ポート(専用駐輪場)で自転車を選ぼう!
1日パスをゲットしたら、最寄りのポートに向かいましょう。今回は「ポロクルポート15 南1条JCB札幌東ビル前」のポートから自転車に乗り始めます。
選ぶといっても、自転車にサイズの違いはありません。どれもしっかり整備されているので大丈夫!
一点だけちゃんと確認したいのは、バッテリーの残量。
ハンドルの左にある電動アシストの電源を入れ、表示されるバッテリー残量を確認しましょう。あまり充電が少ないと切れてしまった時に大変!目安は50%以上の残量があるもの。ハンドルの左にある電源を入れると簡単にチェックできますよ。
札幌の街を、自転車で観光してみた!
早速、札幌の街めぐりに出かけてみます。今回は、「近いけど、歩くにはちょっと大変」な札幌中心部の観光に人気のスポットをめぐってみます。
スタート! – A.「ポロクルポート15 南1条JCB札幌東ビル前」
さぁ、スタート!電動アシスト付き自転車は初めてで、ちょっと不安がありましたが全く違和感なく乗ることができますね!ペダルを漕ぐ負荷がほとんどないので、とっても楽チン!
〜70m – B.「創成橋」
ポートを出てすぐの目の前に、石造のアーチが美しい創成橋があります。ここは開拓時代、札幌の街づくりが始まった原点。近くに「札幌建設の地」というモニュメントもありますので、探してみてくださいね。
〜130m – C.「二条市場」
あっという間に二条市場まで来ました。観光ガイドにも必ず載っている超有名スポットですね!北海道ならではの海産物が販売されていて、お土産に地方発送もしてくれるようです。海鮮丼などのグルメスポットでもあります。
〜750m – D.「さっぽろ時計台」
ここもは言わずと知れた、札幌で最も有名な観光名所と言えるでしょう。札幌中心部のど真ん中なので、車で行くという場所ではりませんが、自転車ならカンタンに行けちゃいます。記念にポロクルと一緒にパチリ。
〜530m – E.「赤れんが庁舎」
次も超有名スポット!赤れんがの旧北海道庁です。ここも超有名スポットですが、駐車場はありません。時計台からも近いのですが、歩くと少しあるんですよね。でも自転車ならラクラクです!
〜930m – F.「偕楽園跡」、「清華亭」
観光の途中、気になったところに気軽に立ち寄れるのも自転車ならでは。ここはガイドにもあまり載っていない穴場!札幌市民でさえ、ほとんど知られていません。偕楽園は札幌で最古の公園として整備された場所。この辺りはかつて、湧き水が豊富な泉が多くあり清流が流れる景勝地だったそうです。隣接する清華亭は明治天皇の北海道行幸の際の御休憩所にもなった和洋折衷の開拓使建築の貴重な遺構です。
〜400m – G.「北海道大学 クラーク胸像」
北海道大学のキャンパスに入ってきました。ここにあるのが「Boys, be ambitious(少年よ、大志を抱け)」で有名なクラーク博士の胸像です。
〜680m – H.「北海道大学 ポプラ並木」
さらにキャンパス内を進むと、こちらも有名な観光名所、ポプラ並木です。交通機関や徒歩だと、ちょっと行きにくいところなので「見てみたい!」と思ってもなかなか行けない観光客も多いようです。
〜1,800m – I.「北海道大学 植物園」
キャンパスから少し離れたところに、大学の植物園があります。この日は札幌市の木、ライラックが見頃を迎えていました。北海道の自生植物を中心に約4000種類もの植物も育成され、開拓以前の札幌がうっそうした森であったことを思わせます。園内には重要文化財にも指定される歴史建造物もたくさん。
〜1,000m ゴール! – J.「ポロクルポート6 道銀ビルディング」
さて、自転車での観光はここまで。帰りは借りたポートではなく、地下鉄大通駅すぐ近くのポートに返却します。乗り捨てができるポロクルならではですね。
札幌中心部の観光スポットをめぐりは如何でしたか?
総移動距離は約6.3kmでした。
いずれの観光スポットも、中心部から1.5km圏内の近場ですが、ぐるっと回ると意外と距離がありますね。
そんな時、レンタサイクルはとっても便利でした!ぜひ参考にしてみてくださいね。
ポロクルのちょっと気になる疑問 Q&A
Q:バッテリーが切れたらどうなるの?
バッテリーが切れてしまうと、電動アシストが効かず、ただの重い自転車になってしまいます。ブレーキをかけた際にバッテリーに充電される回生充電にも対応しているので、余程残量が少なくなければ神経質に気にする必要はなさそうです。
今回のルートで回ると、バッテリーはスタート時95%→返却時75%でした。参考にしてみてくださいね!
Q:東京・関東で使っているドコモのバイクシェアサービスのIDは使える?
ポロクルのシェアサービスはNTTドコモとの共同運営。なので、東京の「ちよくる」や横浜の「baybike」、川崎の「川崎バイクシェア」、大阪の「大阪バイクシェア」などドコモのバイクシェアのIDを「ポロクル」で利用することも可能ですよ。
まとめ
札幌の観光には、電動アシスト付きのレンタサイクルはとっても便利で快適!
札幌の爽快な風を感じながら、気持ちよく観光スポットめぐりを楽しむのにはとってもおすすめですよ。
ぜひ利用してみてくださいね!