札幌の平均気温がおよそ5ヶ月ぶりに10℃を超える4月下旬から5月上旬。いよいよ春の訪れを感じる暖かい日が続く頃、札幌にも桜前線が到着します。

例年、札幌の桜開花日は5月3日と言われています。ちょうどゴールデンウィークが札幌の花見の時期ですね。お散歩がてら満開の桜を楽しむのに最適な公園はもちろん、ジンギスカンで宴会を楽しむ北海道スタイルの花見スポットまでpikule.編集部がご紹介いたします!

札幌市内近郊でお花見を楽しめるスポットをまとめてみました!

札幌市内・近郊のお花見スポットまとめ

円山公園

■札幌中心部からも近い円山公園は桜の名所

札幌で最も有名な花見スポットといえばここ、円山公園ですね。

エゾヤマザクラ、ソメイヨシノなど約160本の桜が植えられていて、花見シーズンには多くの人で賑わいます。

ゴールデンウィークの期間に限り火気使用が許可されるので、ジンギスカンパーティー(ジンパ)でお花見を楽しむ方も多いですね。最近ではバーベキューコンロの貸し出しをしていたり、お肉や野菜の食材も届けてくれるので手ぶらで楽しむこともできるようです。

北海道神宮

■北海道神宮、参道の桜並木

表参道を中心に約1400本のエゾヤマザクラやソメイヨシノ、ヤエザクラなどの桜が見事な北海道神宮。隣接する北海道神宮の花見ではジンギスカンを楽しむ団体が多いのに対し、神宮のお花見は個人や少人数の花見客が多いようです。

開花時期に合わせて露店も並ぶ風情あるお花見を楽しむことができ、多くの参拝客で賑わう人気スポットです。

中島公園

■中島公園内にある豊平館、建物前の桜。

札幌都心のオアシス、中島公園も花見の名所として知られています。地下鉄 中島公園駅近く、すすきの側の公園入り口から公園中心部へ続く園路にはソメイヨシノの並木があり、豊平館側の菖蒲池沿いにはエゾヤマザクラからチシマザクラが植えられています。

意外と知られていない、公園内にある日本庭園の風情ある“枝垂れ桜”も見事です。

真駒内公園

■中島公園

1972年の札幌オリンピックのメイン会場としても使用された各種競技場がある南区の広大な公園。ヤエザクラ、エゾヤマザクラが約1,000本植えられている桜の名所です。火気厳禁なのでバーベキューやジンギスカンはできませんが、お散歩しながらのお花見におすすめの場所。

公園を東西に分ける五輪通り沿いには桜の並木もあって、”さくらの道“と呼ばれています。

平日は駐車場が無料で解放、土日祝祭日は有料になります。

藻南公園

お花見スポットとしては穴場!ですが、ここの魅力はなんといっても常設の炊事場があり、バーベキューセットのレンタルもやっていること。

桜は数百本と少なめですが、バーベキューやジンギスカンができる炊事広場からも桜を眺めることができて、豊平川を挟んだ対岸には切り立った岩壁の“おいらん淵”を望む絶景が広がります。

炊事広場は9:00〜17:00。常設の炉付きテーブルベンチもありますが、現地で有料のレンタル(要予約)も可能、炭の販売もされています。花見のシーズンは混み合うこともあるので、自分のバーベキューセットを持っていった方がいいかも。

モエレ沼公園

■モエレ沼公園の桜

世界的な彫刻家ノグチ・イサム氏がデザインしたアートパーク。

エゾヤマザクラ、カスミザクラ、ミネザクラ、ヤエザクラ、ソメイヨシノなど1,900本の桜が植えられている“サクラの森”はシーズン中、お花見の家族連れで賑わう桜の名所。火器の使用はできませんが、レジャーシートを敷いてお弁当を楽しむお花見客の姿がよく見られます。

サクラの森にはイサム・ノグチ氏がデザインした個性的な遊具も沢山あって、小さなお子さんも飽きずに楽しむことができますね。