近年、ウポポイ(民族共生象徴空間)の開業や、マンガ・アニメの影響もあって注目を集めているアイヌ民族とアイヌ文化。

とりわけ北海道の先住民族として広く認知されるようになり、改めてその歴史や文化を学びたいと思う方も増えてきています。

ここでは、札幌市内にあるアイヌにまつわる全スポットを一挙にご紹介いたします!

アイヌ民族の歴史・文化を学べる市内おすすめスポットまとめ!

文化歴史と伝統民具・衣装まで…見て触れて楽しみながら「アイヌ」を学ぶ

アイヌ民族とは、独自の言語と文化を持ち、北海道や東北北部・樺太・千島列島など北方の広い範囲に暮らしてきた人たちで、とりわけ北海道ではその先住民族として知られています。

札幌市内には、アイヌ民族の歴史や文化に触れることができる施設や伝統的な民具・衣装などが常設展示されているスポットがたくさんあり、改めてアイヌについて学習したいと思っている札幌市民はもちろん、観光にもおすすめ!

ここでは、札幌市内にあるアイヌにまつわる全5ヶ所のスポットを一挙にご紹介いたします!

① パイェアン ロ / JR札幌駅 西コンコース
■北海道にある25のアイヌ文化関連施設を紹介するパイェアンロ

通勤や通学、ショッピング、そして観光客など、多くの人々が行き交うJR札幌駅。

西改札を出て西コンコースを北口方面に進んだ先にあるのが「札幌駅アイヌ文化情報発信コーナー・パイェアン ロ」です。

“パイェアン ロ [paye=an ro] ”とは“行きましょう”を意味するアイヌ語で、ここでは北海道の各地にある様々なアイヌ民族に関する資料館や博物館など31の施設が紹介されています。

JR札幌駅西コンコース北口
  1. 営業時間 : 10:00 - 17:30
  2. 住所 : JR札幌駅西コンコース北口
  3. TEL : -
  4. 入場:無料
② ミナパ / 地下鉄南北線さっぽろ駅 構内
■多くの人々が行き交う南北線さっぽろ駅の改札近くでにあるミナパ

地下鉄南北線さっぽろ駅の構内にできた、アイヌ文化を発信するカルチャースペース。

“大勢が笑う”を意味する“ミナパ [minapa] ”と名付けられたこのスペースには、空間のシンボルとしてアイヌのコタン(村)の守り神であるシマフクロウのオブジェが設置されています。

天井のアイヌ文様や大樹に見立てられた14本の柱など、アイヌの世界観が広がる空間にはベンチやテーブルが置かれ、腰を下ろして休憩する人の姿など憩いの場となっています。

地下鉄南北線さっぽろ駅
  1. 営業時間 : 9:00 - 22:00
  2. 住所 : 地下鉄南北線さっぽろ駅
  3. 入場:無料
③ サッポロピカコタン / 札幌市南区
■復元製作された伝統的な民具や衣装は実際に触れてみることも。

札幌中心部から定山渓方面へ向かう南区の小金湯温泉郷にある体験型のアイヌ文化施設が「札幌市アイヌ交流センター(サッポロピリカコタン)」です。

展示室内では、伝統的なアイヌ文様の刺繍が入った衣装や、動物を獲るための仕掛け罠などの民具が再現され、実際に手で触れて学ぶことができます。

敷地内にある「歴史の里」では、伝統的家屋の“チセ”や高床式になっている食料保存のための倉の“プ”が再現されておりこちらも必見。

観光でよく利用されるルート上にあるので、旅行の際にぜひおすすめですよ!

札幌市南区小金湯27番地
  1. 営業時間 : 8:45 - 22:00
    (展示室と庭園は9:00 - 17:00)
  2. 住所 : 札幌市南区小金湯27番地
  3. 料金:無料(展示室観覧一般200円/高校生100/中学生以下無料
④ 北海道博物館 / 札幌市厚別区
■館内に再現されたアイヌのチセ(家屋)では伝統的なアイヌの暮らしを感じることができます。

北海道の自然・歴史・文化を紹介する「北海道博物館」は、“アイヌ文化の世界”をテーマにした豊富な展示が魅力の道立の総合博物館です。

館内に再現し建てられた伝統家屋の“チセ”や100〜200年前のアイヌ民族が実際に使っていた民具の展示で、その暮らしぶりを知ることができます。

また、和人との争いの歴史や現代社会におけるアイヌ民族との関わりなど、より深くアイヌを知ることの意義に気づかせてくれるパネル展示もあります。

札幌市厚別区厚別町53-2
  1. 営業時間 :  
    [5月〜9月]9:30 - 17:00
    [10月〜4月]9:30 - 16:30
    ※毎週月曜日(祝日・振替休日の場合は翌平日)、年末年始(12月29日〜1月3日)休館
  2. 住所 : 札幌市厚別区厚別町53-2
  3. 一般600円/大学生・高校生300円
    高校生は土曜日・こどもの日・文化の日は無料
⑤ 道立アイヌ総合センター / 札幌市中央区
■アイヌ民族の歴史・文化の伝承、保存を目的に設置された道立アイヌ総合センター

かでる2・7(北海道立道民活動センター)の7階にある「道立アイヌ総合センター」は、北海道アイヌ協会によって運営されているミュージアム。

伝統民具や歴史を学ぶことができるパネル展示が一般公開されていて、見学の目的に応じて学芸員・職員の方に解説を求めることも。

さらに、アイヌ文化の伝承や保存を目的としたイベントの実施、アイヌ関連書の収集図書の閲覧など、より深くアイヌについて学ぶ際にもその手助けとなる施設です。

札幌市中央区北2条西7丁目かでる2・7 ビル7F
  1. 営業時間 : 9:00 - 17:00
    ※日曜・祝日・年末年始休館
  2. 住所 : 札幌市中央区北2条西7丁目かでる2・7 ビル7F
  3. 入場:無料