寒い寒い、札幌の冬。

12月中旬には平均気温がマイナスになり、1月中旬〜2月中旬までは最高気温も氷点下の真冬日や、寒波で-10℃を下回ることも。

では、これまで札幌で観測された「史上最低気温」は何℃なのでしょうか?気象庁と札幌管区気象台のデータをもとに、札幌の冬の気温についてまとめてみました!

札幌の史上最低気温は何度?!冬の気温にまつわる記録まとめ

観測史上でいちばんの最低気温は-28.5℃!

札幌市でこれまでに観測されたいちばんの最低気温は、なんと-28.5℃!

これは1929年2月1日に観測されたものです。

この年には1月にも記録的な大雪にも見舞われていて、3日から4日にかけて55mmもの降雪があり、積雪は150センチまで達したといわれています。

ちなみに、最高気温が最も低かったのは1937年12月27日で、日中でも-11.7℃までしか気温が上がらなかったそうです。

札幌の冬の気温は上昇している?!

札幌の最も低かった最高気温と最低気温の記録を順にまとめると、以下のようになります(カッコ内は観測された年日時)。

日の最高気温 -11.7℃
(1937/12/27)
-11.0℃
(1911/1/2)
-11.0℃
(1909/1/13)
-10.9℃
(1902/1/24)
-10.8℃
(1933/2/11)
日の最低気温 -28.5℃
(1937/12/37)
-27.0℃
(1922/1/18)
-26.8℃
(1922/1/19)
-25.6℃
(1893/2/13)
-25.6℃
(1885/2/18)

出典:気象庁 過去の気象データより

表を見てもわかるように、寒さの記録は今から100年ほど前のものが多いようです。

これは温暖化の影響に加え、札幌の街の都市化によって建築物が増えて放射冷却が妨げられたり、地表付近の風通しが悪くなったことなどが原因として考えられています。

気象庁の分析では、札幌の冬の最低気温は100年間で6.5度上昇している、とされています。

記録と記憶に残る寒かったあの冬

寒さの記録は100年ほど前のものが多いですが、近年でもやっぱり札幌は寒いですよね!

冬はクリスマスや年末年始などのイベントや旅行はもちろん受験シーズンとも重なり、札幌の寒さはその思い出とともに記憶に残っている方も多いのでは?

ここでは、この10年くらいで特に寒さが印象的だった年の冬についてまとめてみました。

[2012-2013年]とにかく毎日が超寒かった冬!

この年の冬は、12月24日〜27日の4日間で連日最低気温が-10℃を下回り、クリスマスの25日の明け方には、この冬一番の寒さの−13.5℃を記録しました。

年が明けても1月1日〜19日には20日間連続、2月16日〜25日にも10日間連続で真冬日となりました。

この冬は最低気温がマイナス10℃を下回ったのが18日もあって、これはこの10年間では最多です。

また、雪もとても多い年でしたね。

[2013-2014年]五輪イヤーに襲った寒波と豪雪

ソチオリンピックで日本中が沸いたこの年の冬。

1月9日〜23日で15日間連続で真冬日を記録し、2月5日〜9日の5日間には連日最低気温が-10℃を下回り、8日の明け方には最低気温がこの冬一番の−14.3℃を記録しました。

ちょうど雪まつりの期間中に札幌へ旅行中だった方には、とても寒かった思い出がある方も多いのでは?

また、この年の2月は全国的に大雪が降って、平成26年豪雪(平成26年2月雪害)と呼ばれています。

[2016-2017年]50年に一度の大雪で交通機関が麻痺!

この年の冬は気温こそ平年並みでしたが、50年に一度といわれる大雪がありましたね。

12月9日〜10日にかけて57cm、12月22日〜23日にかけては61cmもの降雪があり、いっきに100cm近くの積雪となった札幌では、至る所で渋滞が発生し交通機関は大幅な遅延や運休になりました。

12月にこれほどの積雪となったのは1966年以来50年ぶりのことでした。

[2018-2019年]史上最強クラスの寒波が襲来!

記憶にも新しいの2018-2019年の冬。

この年は、なんと言っても「史上最強寒波」が襲来するとしてニュースでも大きく取り上げられていましたね。

寒波に見舞われた2月8日は、最高気温でも-10.1℃までしか上がらず、翌9日の明け方にかけては-13.1℃を記録しました。

これは最高気温がマイナス10℃以下となったのは実に40年ぶりの出来事でした。

またこの間の2月5日〜14日は10日間連続で真冬日となり、これは2月としてはこの10年間で最長の記録となりました。

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