ホワイトシーズン、冬を迎えた12月の札幌。

気になるこの時期の天気や気温、服装、イベントやおすすめの観光情報を札幌からお伝えします!

12月の札幌、おすすめ観光情報。天気や気温、服装、イベントは?

12月の札幌は?

札幌は早い年は11月の下旬から、遅くても12月の中旬には降った雪で白く覆われます。札幌のクリスマスは、もちろん真っ白なホワイトクリスマスです。一年でいちばん陽が短い日も12月の中旬頃。夕方にはイルミネーションが点灯し始め、街を幻想的に照らします。

12月の札幌はまだ積雪も少なく、道も歩きづらくなっていないので街歩きもおすすめのシーズンです。近年ではクリスマスや年末年始を札幌で迎えようと海外からの観光客も多いようです。

◾️大通公園では”ミュンヘンクリスマス市”も開催されクリスマスムードも高まる札幌の12月

12月の服装は?

12月の札幌は雪が降り積もる冬です。

服装は厚手のコート、ダウンジャケットなど十分に暖かいアウターが必要です。さらに手袋やマフラー、靴下も厚手の物を選んだ方がいいですね。

雪が積もっているので、足元は滑りにくいものがいいです。筒丈の高いブーツやハイカットのものを選ぶと雪が入らなくて冷たい風にもあたらないのでおすすめです。

12月上旬

■屋根に雪が積もる北海道庁旧本庁舎(赤レンガ)、それでもまだ根雪になることは少ない季節。
12月上旬の天気
  • 平均気温 0.5℃
  • 日没時間 16:00頃
12月上旬のイベント
  • さっぽろホワイトイルミネーション
  • ミュンヘンクリスマス市

毎日のように小雪が降り、日に日に雪深いシーズンの到来を感じさせます。街を行き交う人の装いもすっかり冬模様です。ダウンにマフラーなど、十分に暖かい服装がいいですね。この時期に雪が積もることはあまりありません。冬の澄んだ空気は凛としてて、清々しく感じることさえあります。静かに降り積もる雪を眺めていると、神秘的な雪国の冬を感じることができる観光にもオススメのシーズンです。中心部のファッションビルやショッピングセンターのショーウィンドウにはクリスマスアイテムが並びます。12月の札幌観光ではクリスマスムードが盛り上がる街へ出てみてはいかがでしょうか?

大通公園では”ミュンヘンクリスマス市”が開催され賑わっています。札幌の姉妹都市、ドイツのミュンヘンとの交流がきっかけに始まったクリスマスマーケット。ツリーのオーナメントや装飾品、クリスマスグッズを扱う露店や温かいドイツの料理が楽しめる屋台も出ています。

12月中旬

■札幌の夜を幻想的に彩るさっぽろホワイトイルミネーション
12月中旬の天気
  • 平均気温 -1.0℃
  • 日没時間 16:00頃
12月中旬のイベント
  • さっぽろホワイトイルミネーション
  • ミュンヘンクリスマス市

日に日に積もる雪。遅くともこの時期までには、降った雪が溶けずに根雪となり、やがて札幌は白い世界へと変貌します。それでもこの時期ではまだ雪は深くはありません。いよいよクリスマスも近づき、凛と張り詰めた空気の中、クリスマスムードが高まる札幌の街を歩くにはいい時期です。大通公園をはじめ、札幌市内中心部はホワイトイルミネーションが開催されていて、冬の札幌の街を美しく照らします。観光にはオススメのシーズンですね。

この時期に一年でいちばん陽が短い時期を迎えます。ちょっと早めの時間から、ゆっくりとディナーを楽しむのもいいですね。

もちろん防寒対策は怠れません。厚手のコートに首元を温めるマフラーは必須。寒さは手足から感じるので、ブーツに厚手の靴下、手袋もあるといいですね。

12月下旬

■雪が降り積もる札幌時計台
12月下旬の天気
  • 平均気温 -2.0℃
  • 日没時間 16:05頃
12月下旬のイベント
  • さっぽろホワイトイルミネーション
  • ミュンヘンクリスマス市(〜12/25まで)

すっかり白く覆われた札幌はホワイトクリスマスを迎えます。

街を照らすイルミネーションは幻想的で美しく、クリスマスムードをより一層と盛り上げます。きっと日本のどこよりもクリスマスが素敵な街、札幌。

やがてクリスマスが過ぎ、少し静かになった街は年末を迎えます。近年ではクリスマスから年末年始を札幌で過ごす海外からの観光客も多いようです。

年末から年明けにかけてのこの時期、低気圧が発達するとドカ雪となり、札幌は大雪に見舞われます。

この時期の気温は毎日が氷点下。服装には十分暖かいものを用意してください。厚手のコートやダウン、足元も筒丈の高いブーツやハイカットのものがおすすめです。

12月のおすすめ観光情報

さっぽろホワイトイルミネーション

◾️さっぽろホワイトイルミネーションは毎年11月下旬頃から開催。

札幌の中心部では「さっぽろホワイトイルミネーション」が始まります。大通公園の「大通会場」をメインに「駅前通会場」や「南一条通会場」など夜の街が美しいイルミネーションで照らされます。1981年から開催されているイベントで、札幌市民にはおなじみのイベント。

ロマンチックな光景で恋人たちにも人気のデートコースですが、”カップルで見に行くと別れる“なんてジンクスも。もちろん、ただのジンクスなので、ぜひ恋人たちにこそ楽しんで欲しいイベントです。

ミュンヘン・クリスマス市

■ドイツや北欧、ロシアの雑貨が並ぶたくさんの出店。軒先にはクリスマスツリーのオーナメントが。フードコーナーも。

「ミュンヘン・クリスマス市」は11月下旬からクリスマスまで、大通公園で開催されているクリスマスマーケットです。ドイツのミュンヘン市との姉妹都市提携をきっかけに2002年から始まり、本場ドイツや北欧の伝統料理やお菓子、クリスマス雑貨を扱う露店が大通公園に並びます。

ホットワインや暖かい食べ物を楽しみながら、クリスマスグッズを求めるのもいいですね。

サッポロファクトリーのジャンボクリスマスツリー

◾️サッポロファクトリーのクリスマスツリー
15mの大きなクリスマスツリー。16時~22時に点灯され、1時間毎の毎時00分に約5分間の音楽と光のショーも行なわれる。

中心部の商業施設「サッポロファクトリー」のアトリウムでは十勝の広尾町から運ばれてきた約15メートルの大きなトドマツの木を使用したジャンボクリスマスツリーがクリスマスまで設置されています。日が落ちた16時から22時までイルミネーションが点灯され、色とりどりに輝くオーナメントがきれいな、札幌で人気No.1のクリスマスツリーです。

札幌で楽しみたい、冬の味覚

◾️札幌でワインを醸造する”八剣山ワイナリー”のワイン。北海道の冬の味覚にも合う香り高いワイン。ジビエにも。

札幌の冬は日本の中でも特に夜が長く、夕方4時には陽が落ち、日の出は朝7時。夜が長くなる分、夜の楽しみも増えます。

この時期はジビエが美味しくなります。秋から解禁になるエゾシカは旨味が詰まった赤身肉。ソテーしたエゾシカ肉を濃厚なソースでいただくと本当に美味しいですね。

合わせるワインも北海道産はいかがでしょうか?北海道は日本一の醸造用ぶどうの産地であることは、あまり知られていません。ぶどう本来の風味が楽しめる北海道のワインはおすすめですよ。

スキーにスノーボード、ウィンタースポーツを存分に楽しむ

■札幌市内には中心部から1時間足らずでいけるスキー場も。

この時期の観光ではスキーやスノーボードを楽しむ人も多いようです。市内のスキー場も多くの人で賑わいます。札幌は大きな都市でありながら南西部は山々に接し、中心部からも車で1時間足らずで行けるスキー場がたくさんありますよ。本格的にウィンタースポーツを楽しむのはもちろん、用具をレンタルしているスキー場も多いので、観光に合わせて1日はスキーを楽しむというのもいいですね。

ホワイトクリスマスの札幌、クリスマスケーキは?

■スイーツ王国、北海道。せっかくクリスマスに札幌へ訪れたならスイーツもたっぷり楽しんで。

クリスマスはホワイトクリスマスで過ごしたい!という方は、札幌なら間違いなく大丈夫!

札幌の積雪は早ければ11月下旬から。

どんなに遅くてもクリスマス当日までには雪に覆われます。街もイルミネーションが輝く、ロマンチックなクリスマスを過ごすことができますよ。

札幌のクリスマスはスイーツ大国の北海道らしく、クリスマスケーキも魅力的なものばかりです。市内のスイーツショップ、パティスリーは各店趣向を凝らしたクリスマスケーキを販売していいます。北海道の乳製品を使用したミルク感が感じられるクリームたっぷりのケーキや、フルーツたっぷりのタルトケーキが人気です。札幌でクリスマスを迎えるなら、ぜひ味わって見てください。

冬の温泉地、札幌の奥座敷”定山渓温泉”

■札幌中心部から1時間半程にある定山渓温泉街

この時期の観光では、ゆっくり温泉に浸かるのはいかがでしょうか?札幌の奥座敷、定山渓は札幌市中心部から1時間半ほどでいける人気の温泉地。季節を通して美しい渓谷にある温泉街ですが、冬の温泉は格別です。

空気が冷たい季節の露天風呂は顔が火照って息苦しく感じることがないので、いつもよりもゆっくり温泉を楽しむことができます。

降り積もる雪を眺めながらの雪見の露店風呂もいいですね。