札幌のお出かけや観光に便利な「地下鉄」
市内には3路線の地下鉄があり、中心部へのお出かけはもちろん、観光でも利用頻度が高いので、場合によっては1日乗車券を利用した方がおトクになる場合も。
「1日乗車券」やさらにおトクな「ドニチカキップ」、市電やバスで使える1日乗車券についてもまとめてみました。
たくさん乗るなら乗り放題チケットを使うとおトク!
お出かけや観光におすすめ!1日乗車券や週末限定のお得なチケットまとめ
札幌市にある地下鉄は全部で3路線。
市内を縦断する南北線と横断する東西線、そして東区と豊平区をむずぶ東豊線があり、総延長は48.0kmにもおよびます。
札幌の地下鉄全線が乗り放題になる「1日乗車券」と「ドニチカキップ」
地下鉄の料金は、だいたい1〜3駅くらいで大人210円(こども110円)から。
郊外から中心部に行くなら250〜290円くらい、地下鉄の乗り換えなどで距離が長くなると330円から最大で380円になりますので、お出かけや観光で乗り降りが多くなりそうだったら1日乗車券などおトクなチケットを利用するのがおすすめですよ!
⑴ 1日乗車券
札幌の地下鉄に1日3〜4回乗るなら「1日乗車券」を購入するとおトク!
「1日乗車券」はその名の通り1日中、地下鉄が乗り放題になるチケットで、地下鉄駅の券売機や定期券発売所にて大人830円、こども420円で販売されています。
たとえば、“さっぽろ”と“大通”の両方でお買い物、“すすきの”で飲み会…など、ちょっとしたお出かけや観光にもおすすめですし、使えば使うほどおトクになりますよ!
⑵ ドニチカキップ
土日や祝日、年末年始に札幌の地下鉄に乗るなら「ドニチカキップ」がおトク!
地下鉄駅券売機や定期券発売所にて大人520円、こども260円で販売されています。
1日2〜3回乗るだけで元が取れてしまうので、観光はもちろん、ちょっとしたお出かけにもぜひ利用したいですね。
1日乗車券とドニチカキップの3つの注意点
① 購入は現金のみ!
「1日乗車券」や「ドニチカキップ」の購入は、現金のみです。
札幌の地下鉄の券売機では電子マネーのサピカのみ利用可能で、残高を利用してキップを購入することはできますが、「1日乗車券」や「ドニチカキップ」の購入はできませんので注意してくださいね!
② 乗り継ぎは不可!
「1日乗車券」や「ドニチカキップ」は、地下鉄しか利用できません。
もちろん、地下鉄からバス/市電への乗継割引も適用されませんので注意!
③ 意外な落とし穴、サピカの方がおトクな場合も!?
とってもおトクな「1日乗車券」や「ドニチカキップ」ですが、実は場合によっては10%のポイント還元があるサピカ(SAPICA)の方がおトクになることもあります。
例えば、830円で販売されている「1日乗車券」の場合、920円の乗車運賃ならば10%の還元で実質828円になりますので、サピカの方が割安になります。
このパターンは意外と多くて、210円と250円をそれぞれ2回ずつ乗る場合や、210円を3回と290円を1回乗る場合など、他数パターンあります。
また、520円で販売されている「ドニチカキップ」の場合だと570円の乗車運賃ならサピカの方がおトク。これは210円と360円をそれぞれ1回ずつ乗る場合のみでレアケースかもしれませんが注意してくださいね。
札幌の地下鉄は他の交通系電子マネーも利用OK!
札幌の地下鉄は、SuicaやPASMOなど、他エリアの交通系電子マネーも利用OK!
観光や出張で利用する際にも、路線図とにらめっこしながら不慣れな券売機でチケットを購入するよりも、普段から使っている電子マネーを使った方が楽!
バスや市電との乗り換えの場合にも、自動で乗り継ぎ運賃が適用されるので便利です。
ただし、オートチャージには対応していない場合が多いので、その点は注意が必要です。
地下鉄以外の1日乗車券は?
札幌の市電やバスには、以下のような専用の1日乗車券があります。
- 市電「どサンこパス」:370円※1
- 中央バス「さっぽろうぉ~く1日乗車券」※2:[大人]750円[こども]380円
- JR北海道バス「1日乗りほーだいきっぷ」:[大人]800円[こども]400円
※1:土日・祝日・年末年始(12月29日~1月3日)のみ
※2:循環88さっぽろうぉ~くの路線区間でのみ利用可能
観光はもちろん、日ごろのお買いものにも便利なので、ぜひ利用してみてくださいね!