紅葉が終わり落ち葉が目立つようになると「今年はいつ雪が降るのかな?」と考えるようになりますよね。

その年に初めて雪が降る『初雪』の平年や最早&最遅の記録、『初霜』や『初冠雪』といった天気予報番組やニュースでよく聞く冬の訪れを知らせる気象現象についてまとめてみました!

雪が降るのはいつ頃?札幌で観測される『雪』の記録をまとめてみました!

札幌の『初雪』の最早&最遅はいつ?

札幌で初雪が観測されるのは、平年であれば10月下旬から11月上旬ですが、実際はその年によって大きく前後します。

以下は札幌市で観測された『初雪』の平年の時期と最早、最遅を表にまとめたものです。

 最早最遅平年
初雪1888年10月 5日1890年11月20日
2018年11月20日
11月 1日

気象台によると、札幌の初雪平年であれば11月1日。

これまでで最速の初雪は、なんと10月5日という記録があり、これは1888年に観測されたものです。

また、最も遅かった初雪は、11月20日で1890年と2018年に観測されました。

そもそも『初雪』の定義とは?

そもそも『初雪』の定義とは何でしょうか?

『初雪』とは、10月〜3月の寒候期に入って初めて雪または霙(みぞれ)が降ることをいい、札幌の場合は市内中心部(北2西18)にある札幌管区気象台の職員によって目視で観測されているそうです。

ふわふわとした雪だけでなく、雪が溶けながら降ったり雨に混ざって降る霙(みぞれ)でも初雪とされるので、『初雪』が発表されるのは体感的な季節よりもちょっと早めに感じることが多いようです。

札幌に冬の訪れを知らせる『冠雪』『霜』『結氷』とは

初雪が降る前に、札幌に冬の訪れが近いことを知らせるものに『冠雪』や『霜』『結氷』があります。

以下は、札幌市で観測された『冠雪』『霜』『結氷』の平年の時期と最早、最遅を表にまとめたものです。

最早最遅平年
冠雪2001年 9月22日2019年11月 6日10月18日
1888年 9月 9日2005年11月15日10月25日
結氷1904年 9月25日2021年11月18日10月28日

※「札幌管区気象台 霜・結氷・冠雪の初日の観測状況」より

札幌の『冠雪』とは手稲山が白くなった日!

『冠雪』とは、山の山頂に雪が積もって白くなること。

観測所がある地域ではそれぞれ観測をしている山が決まっていて、札幌の場合は「手稲山」がその対象になっていて、札幌管区気象台から手稲山を目視で観測しているそうです。

その年に初めて手稲山の山頂が白く覆われると、札幌での”初冠雪”となります。市内の至る所から見ることができる手稲山が白くなると、札幌にいよいよ冬の到来を感じるようになりますよね!

『霜』や『結氷』とは?

天気予報の番組やニュースでは、『霜』や『結氷』という言葉をよく聞きますが、具体的にどういったものか知っていますか?

『霜』とは、空気中の水蒸気が冷えて氷の結晶となること。

気象観測では、その年初めて霜が降りた日が”初霜”と呼ばれます。晴れの日の朝に放射冷却で冷え込みが強くなると地表温度が0℃まで下がり霜柱が立ちますが、陽が出るとすぐに消えてしまうため、なかなか見る機会がないという方も多いかもしれませんね。

一方『結氷』とは、屋外にある水に氷が張ることで、札幌では気象台の敷地内に置かれた水を注いだタライで観測していて、その年初めて結氷すると”初氷”となります。これは気温が0℃まで下がっていることを意味します。