もうすぐ春を迎える札幌。外もあたたかくなってお散歩をしたくなる日も増えることでしょう。

今回は人気エリアの一つである札幌市西区「琴似エリア」をお散歩してきました。

人気エリアの「琴似」地区へ

琴似エリアとは?


札幌市の西区にある「琴似地区」。実は最近、人気エリアとなっているのをご存じでしょうか。

琴似には沢山の商業施設や居酒屋、飲食店などが並び、一つの繁華街を形成。

最近は高層マンションの建設ラッシュで、札幌の中心部や苗穂地区、副都心の新札幌地区と並んで人気のエリアなのです。

札幌市のホームページによると、琴似は1874(明治7)年前後から開拓されています。最初の候補地にも選ばれていて、当時の環境をそのまま保存してある施設も設置されています。

琴似は地下鉄とともに発展を遂げてきた街でもあります。札幌市営地下鉄は南北線が1971年に開業。

そのあと東西線が1976年に開業しました。琴似駅も同年に開業して、商業施設などの建設も進んで現在に至ります。

地下鉄東西線で琴似駅へ

今回は地下鉄東西線の琴似駅で下車。街へと向かいます。

地下鉄東西線琴似駅

地下鉄琴似駅からお散歩スタート!

地下鉄琴似駅に到着。地上へと向かいます。

まずは地上へ
琴似の街並み
早速地上へと出た私は、とりあえず歩みを進めてみることに。どこからにしようかと悩んでいましたが、中心部を集中的に攻める作戦で行こうと思います。


街並みを見てみると、コンビニの近くにマンションがありますね。これだけ飲食店や住居があれば、生活するのが便利で住みやすいだろうと思います。
「串鳥」
北海道は海鮮がおいしいとよく言われます。ですが、北海道発祥の焼き鳥屋さんもあります。

写真のような「串鳥」もその一つ。東京にもわずかながら店舗はあるようですが、北海道民としては応援したくなるお店の一つですね。

串鳥も新型コロナの影響を受けていた
串鳥も新型コロナウイルスの影響を受け、営業時間を短縮しているようです。

飲食店としてはこの苦境をうまく乗り越えて、長く営業を続けてほしいと思います。

少し歩くと、こんなお店を発見。

「写真館」
「写真館」だそうです。現代はスマートフォンで写真を撮るのが当たり前の時代ですが、古き良き時代を思い起こさせてくれます。

誕生日の記念として、家族での写真として……。「あの頃はああだった、こうだった」と昔の日々を思い出すキッカケにしてみては?

琴似バスターミナル
琴似にはバスターミナルもあります。
ここから地下鉄宮の沢駅や麻生駅、札幌市中心部の大通西4丁目など、札幌市内で運行しているバスに乗れます。

例えば、南北線の終点である麻生駅に行くには一度大通駅で乗り換えが必要ですが、このバスを使えば直接麻生駅に行けます。

所要時間は約30分。地下鉄琴似駅から乗車して大通駅で南北線に乗り換え、麻生駅に行くのと所要時間は同じですが、乗り換えが必要ないのは大きいです。

地上から地下に吸い込まれていくような空間。こんな場所が好きだったりします。
壁がレンガなのも良い雰囲気を醸し出していますね。

中心街から少し内側に入ると、飲食店が並んでいます。マンションの目の前に飲食店があるので、家からすぐ飲みに行けます。

さらに今はテイクアウトもやっているでしょうから、出来立てほやほやの料理をすぐ楽しめるかもしれません。

「貝風呂」の看板
貝風呂という文字が出てきて思わず撮ってしまいました。ネーミングセンスが面白いですね。
ペンギンが並んでいた
中心街近くには、カワイイ風景も。これはペンギンでしょうか。
ネコ?
これは北海道ならではではないけれど、ネコですかね。


こちらはリビングのごとうさん。カーペットをロールで販売していました。

これはお年寄りがよく引いている荷物入れ。私も将来はこれを持ち歩くでしょう。

商店街にたたずむこのようなお店も、また魅力です。

新しいお店ばかり立ち並んでいるのもいいのですが、歴史あるお店も魅力があります。

その精神を忘れずに、買い物を心がけたいものです。

文字がまたいい
中心街から離れた場所にあった銭湯のような建物。「遠赤外線サウナ」「ジェット風呂」の文字が良いですね。こんな雰囲気の銭湯。魅力です。

ここで歩みをすすめ、JR琴似駅に向かいます。

JR琴似駅へ
JR琴似駅
JRの琴似駅は札幌から小樽に向かう快速・普通列車が停車します。JR札幌駅に向かう際は、JR琴似駅から乗車したほうが便利でしょう。

琴似駅の北側にきてみました。

めっちゃいい雰囲気の建物を発見。何だこれはと驚いてしまって、夢中で写真を撮ってしまいました。いけません。
マンションの下にある花屋。憧れる風景だ
駅前にはマンションがあるのですが、その下にはお花屋さんもあります。

マンションの下にあるお店。私は好きです。

毎日通って顔なじみになって…。そこから人間関係が広がっていく。なんて想像するだけでも楽しい。

そして再び中心街へ戻ってきました。するとこのホテルが目の前に現れました。

その名も「札幌ホテルヤマチ」

見た感じは歴史ある老舗ホテルといった感じ。

このホテルは……?

そして最後に「みよしの」へ行ってきました。北海道にある餃子とカレーの専門店である「みよしの」は、札幌を中心に展開しています。
普段から持ち帰りできるサービスは便利で、私が札幌に住んでいた際もよく持ち帰りを利用していました。自宅でおいしい餃子・カレーを食べられるのはいいものです。

札幌の「みよしの」はカレー・餃子で有名だ
こんな感じで琴似のご紹介でした。

皆さんも琴似へいらっしゃい!

琴似は人気エリアということもあって人が多かったです。それだけ人がいるのですから、経済も潤って活性化するでしょう。

それが琴似の街づくりに大きく影響しているのも頷けると思います。

今回は札幌市西区琴似エリアをお散歩しました。お店が沢山あって賑わいを見せていたので、琴似が人気である理由も理解できますね。

ぜひ皆さんも琴似エリアをお散歩してみてはいかがでしょうか。