誰もが知るネームバリューと長年地域で愛されてきたという信頼に安心感がある定番銘菓。

今回訪れたのは、創業から100年以上の歴史を持つ老舗菓子店「札幌千秋庵」本店。

看板商品のひとつである「ノースマン」を、いつもとは違う特別なスタイルでいただいてきました。

SNSで話題となった「巴里銅鑼」にも注目です!

狸小路商店街にほど近い大通りに面した「札幌千秋庵本店」へ

道産子なら誰もが知っている地元の有名店!「札幌千秋庵」100年の歩み

「札幌千秋庵」は大正10年(1921年)に創業。

昨年(2021年)でちょうど創業から100年を迎えました。

創業当時は札幌初のシュークリームやスイートポテトなどを販売する珍しいお店として評判だったようです。

現在では、昭和5年の販売開始から変わらぬおいしさの洋風バターせんべい「山親爺」が名物に。

「千秋庵~の山親爺~♪」というCMのフレーズが記憶にある方もいるのではないでしょうか?

今回私が訪れた「札幌千秋庵本店」は、2020年4月にリニューアルオープン。

場所は札幌市電狸小路電停のそば、地下鉄南北線すすきの駅から徒歩2分ほどの場所にあります。

店舗限定の贅沢感!人気商品の「ノースマン」をアツアツの状態でいただく

北海道産小豆をたっぷりと詰め込んだ人気のパイ菓子「ノースマン」。

私も小さい頃からよく食べてきた馴染みの商品です。

現在は1個170円(税込)で販売されていて、季節によって限定フレーバーが登場。

パイ生地の中には、ほどよい甘さのこしあんがたっぷりと詰まっています。

今回初めて食べたのは、ノースマンを焼きたての状態でいただく「焼きたてノースマン」。

価格は通常のノースマンと同じく、1個170円(税込)で販売されています。

定番の「こしあん」のほか、焼きたてノースマン限定で「つぶあん」の入ったものもラインアップ。

せっかくなので、今回は「つぶあん」の焼きたてノースマンをいただきました。

店内のイートインスペースで食べる場合は、会計後そのまま手渡しされます。

オイルペーパーのポケットに入ったものを受け取った瞬間、焼きたてアツアツのノースマンに驚いて、思わず熱くて手を滑らせそうになったので気を付けてくだいね。

やや猫舌の私はすぐにほおばることができず、少し冷めるのを待ってからいただきました。

ハフハフいいながらかじりついた焼きたてのノースマンは、個装で売られているものを食べた時よりも、じゅんわりとしたバターの香りを強く感じます。

つぶあんのプチプチとした粒の食感も良く、小豆の皮が入っている分、こしあんのものよりも噛みごたえがありました。

イートインスペースにはセルフサービスで温かいほうじ茶が置いてあります。

ノースマンのおともに、ぜひ一緒にいただきましょう。

札幌の水はおいしい!地下90メートルから汲み上げた「地下水」が店内で飲める

店内の隅に設置されている給水所のが蛇口から流れ出ているのは、札幌市の地下を流れる新鮮な「地下水」。

地下90mの深さを流れる水はやわらかく、お酒やお菓子の仕込みにも使われています。

千秋庵の商品にも使われているおいしい水なので、添え付けの紙コップに汲んで味を確かめてみてくださいね!

写真からでもわかるふわふわ感!SNSで話題となった「巴里銅鑼」を実食

「札幌千秋庵」の商品で最近注目を浴びているのが、一部の店舗限定で販売されている「巴里銅鑼(ぱりどら)」。

「きのとや」を運営する株式会社COCとの共同開発商品ということが話題を呼び、見た目のインパクトも手伝ってSNSなどで話題となった商品です。

今回は札幌三越の地下フロアにある「巴里銅鑼」の専門店へ行き、さっそく実食してきました。

店頭に置かれていた、実物大「巴里銅鑼」の食品サンプル。

ボリュームたっぷりな大きさとフォトジェニックな見た目に食欲がそそられます。

巴里銅鑼の価格は1個329円(税込)。

近距離の持ち歩きなのに、ちゃんと保冷剤を付けていただけました。

「巴里銅鑼」のロゴと原材料が漢字で羅列したシンプルなデザインのパッケージ。

「シルキーオムレットどら焼き」と銘打っていますが、そのデザインはだいぶ和風寄りです。

中身を出してみると、こちらはかなり洋風な見た目。

こしあんと求肥が入っているのでしっかりと和の要素がありますが、ふわっふわのオムレット生地とホイップクリームで洋菓子の要素もばっちり。

和洋折衷な贅沢スイーツですね!

手に持ってみると、ややずっしりとした重量感があります。

1個食べ終わる頃にはだいぶお腹がいっぱいになってしまいました。

とてもおいしいので不思議と何個でも食べられそうな気持ちだったのですが、記載されているカロリーを見てやっぱり自粛(笑)。

きっと、おいしいものはハイカロリーと相場が決まっているんでしょうね…。

なお、8月27日からは「札幌千秋庵本店」でも巴里銅鑼の販売をイートイン限定でスタート。

焼きたてノースマンとともに、札幌千秋庵自慢のスイーツをたっぷりと堪能しましょうね!

創業100年を超えてもなお進化が止まらない「札幌千秋庵」!今後の発展をさらに期待

今回ご紹介した商品以外にも、「札幌千秋庵」には魅力的な商品がたくさんあります。

創業した明治時代の良さを受け継ぎつつ令和の時代に誕生する次の新商品を期待し、またお店へ足を運んでみたいと思います。

みなさんの気になる商品はありましたか?

北海道各地に店舗があるので、ぜひお近くの「札幌千秋庵」へ足を運んでみてくださいね!