もし「01」で始まる番号からの着信があったら、それは北海道からの電話かも!
10桁からなる日本の電話番号は、初めの2〜5桁が地域によって割り当てられている「市外局番」となっていて、発信元の大まかな場所を知ることができますね。
北海道の市外局番や桁数の仕組みについて、まとめてみました!
01〜で始まる電話番号は北海道からの着信かも!市外局番まとめ!
市外局番の桁数と仕組みについて
日本の固定電話やIP電話は、電話番号が10桁からなっていますね。
この10桁の番号は、「市外局番ー市内局番ー加入者番号」で構成されていて、0から始まる頭の2〜5桁目までは市外局番※といって、地域によって割り当てられている番号です。
同一の市外局番内での通話は基本的に“市内通話”の料金(単位料金区域)となり、電話をかけるときには番号を省略することも可能です。
最近は携帯電話での通話が多いので、市内・外で通話料金を意識したり市外局番を省略することは殆どなくなりましたね!
※1桁目の「0」は国内通話を示すもので市外局番には含まれませんが、ここでは便宜上、市外局番の1桁目として扱います。
011〜016で始まる北海道の市外局番
市外局番といえば、「東京=03」というのは多くの方が知っていますよね!
1桁目の0を含む2桁目までの番号は、おおよそ以下のようにエリア分けされています。
- 01 = 北海道・東北北部
- 02 = 東北南部・信越、北関東
- 03 = 東京(23区内)
- 04 = 南関東
- 05 = 中京・東海
- 06 = 大阪
- 07 = 近畿・北陸
- 08 = 中国・四国
- 09 = 九州・沖縄
01〜で始まる電話番号は、北海道と東北の北部に割り当てられていて、そのうち北海道には011〜016が割り当てられていて、017は青森県、018は秋田県、019は岩手県となってます。
道内での市外局番のエリア分けは?
北海道の市外局番では、01に次ぐ3桁目の番号によって、おおよそ以下のようにエリア分けされています。
- 011 = 札幌市・江別市・北広島市・南幌町
- 012 = 千歳市・恵庭市・新篠津村、空知の一部
- 013 = 石狩市・当別町、後志・渡島・檜山
- 014 = 胆振・日高
- 015 = オホーツク・根室・釧路・十勝
- 016 = 留萌・宗谷・上川、空知の一部
道内で3桁の市外局番は「011」と「015」だけ!
北海道の市外局番で、3桁の市外局番は「011」と「015」の2種類だけ。
「011」は札幌の市外局番としてお馴染みですね!
その他の地域では、江別市と北広島、南幌町でも011の市外局番が使われています。
ーーでは、もうひとつの「015」はどこかわかりますか?
答えは、弟子屈町・標茶町・池田町・豊頃町・浦幌町です。知らなかったという方も結構多いのでは?
道内の多くのエリアにある4〜5桁の市外局番
北海道では、4〜5桁の市外局番が使われている地域も沢山あります。
例えば、道央の「012」で始まる市外局番では、0123が千歳市・夕張市・栗山町、0124が芦別市、0125が滝川市、0126が岩見沢市など、他にもたくさんありますね!
5桁の市街局番は少なくなってきたとはいえ、道北の「016」で始まる市外局番では、01654が名寄市(風蓮町を除く)、01655が名寄市風連町・上川郡下川町、01656が音威子府村・中川町・美深町、01658が上川町など、他にもまだまだ多く残っています。
なんと!かつては6桁の市外局番があった?!
なんと、6桁にもなる市外局番がかつて存在していたのを知っていますか?!
これは電話番号の需要が極少ない地域に割り当てられていたもので、現在は統合により消滅していますが、全国で最後まで残っていたのが、北海道・滝上町です。
2006年(平成18年)3月に、紋別市の市外局番と統合され「0158」となるまでは、「015829」という、6桁の市外局番がついていたんですよ!