高校野球の「春のセンバツ」と「夏の甲子園」といえば、全国の高校球児にとって憧れの舞台!

高校野球ファンはもちろん、普段はあまり野球をみなくても自分の出身校が出場していたりすると、ついつい応援に熱が入ってしまう、という方も多いのでは?

北海道の強豪校や出場回数、歴代出場校、主な成績についてまとめてみました!

高校野球、北海道勢の強豪校はどこ?甲子園の出場回数と成績まとめ

春・夏の甲子園、北海道の出場回数が多い高校はどこ?

■ 全国の高校球児にとって憧れの舞台「甲子園」

高校野球の全国大会といえば、なんといっても甲子園ですよね!

甲子園には夏と春の2回があって、「夏の甲子園」は毎年8月に開催される『全国高等学校野球選手権大会』のことで、会場となる阪神甲子園球場からその名が大会名の通称になっていて、単に「甲子園」といえばこの大会のことを意味します。

一方の「春の甲子園」は正式には『選抜高等学校野球大会』といって、毎年3月下旬から4月上旬にかけて行われる高校野球の全国大会で、夏の甲子園と同じく阪神甲子園球場で開催されます。夏の甲子園と区別するのに「春のセンバツ」とも呼ばれていますね。

北海道では、夏の甲子園へは南北2地区の地方大会から勝ち進んだ代表2校が、春の甲子園へは秋季大会の成績などを基に選考された1校が代表に選出されています。

【北海道勢】甲子園の出場回数上位10校と成績まとめ
■ 札幌市中央区にある「円山球場」は北海道の高校野球のメッカ

以下、北海道勢の春・夏の甲子園の出場回数が多い順に上位10校と主な成績についてまとめてみました。

校名 主な成績
 ① 北海13回39回52回1963年春 準優勝
2016年夏 準優勝
 ② 駒大岩見沢8回4回12回1963年春 4強
 ③ 函館大有斗6回7回13回1997年春 2回戦
1997年夏 2回戦  
 ⑤ 駒大苫小牧4回7回11回2004年夏 優勝
2005年夏 優勝
2006年夏 準優勝
東海大札幌※16回5回11回2015年春 準優勝
 ⑦ 北照5回5回10回2010年春 8強
2013年春 8強
北海学園札幌※22回8回10回1980年夏 8強
 ⑧ 旭川大0回9回9回2018年夏 1回戦
2019年夏 1回戦
 ⑩ 札幌第一3回3回6回2017年春 1回戦
2019年春 1回戦
苫小牧工5回1回6回1989年春 2回戦

(2021年12月現在)
注:「春」は選抜高等学校野球大会、「夏」は全国高等学校野球選手権大会 ※1.旧名称は東海第四, ※2.旧名称は札幌商

北海道勢の最多出場は名門・北海高校!
■ 北海学園豊平キャンパスにある北海道高校野球の名門「北海高校」の校舎

北海道勢で春・夏の甲子園への出場回数が最も多いのは、札幌市豊平区にある高校野球の名門校「北海高校」です。

その歴史は北海道の高校野球の歴史そのものといえ、創部は1901年(明治34年)に遡り、春夏の甲子園出場回数は52回を数え、これは全国でみても最多を誇ります。

ちなみに、よく似た名称の「北海学園札幌校」は、かつて高校野球ファンから“札商”と呼ばれて親しまれていた旧札幌商業高校で、2004年から現名称。北海道の高校野球の創成期に活躍した古豪で、「北海高校」とは同じ北海学園系列にあり、北海学園豊平キャンパスに隣接して校舎があります。

【北海道勢】過去15ヵ年、甲子園への歴代代表校
■ 北北海道大会が開催される旭川市の「スタルヒン球場(花咲スポーツ公園硬式野球場)」とスタルヒン像

以下、過去15ヵ年の北海道勢の春・夏の甲子園への歴代代表校についてまとめてみました。

参考:秋大会
2021年北海帯広農
北海
クラーク国際
2020年白樺学園
   帯広農※1
(開催中止)北海
2019年札幌大谷
   札幌第一※2
旭川大
北照
白樺学園
2018年駒大苫小牧旭川大
北照
札幌大谷
2017年札幌第一滝川西
北海
駒大苫小牧
2016年札幌第一クラーク国際
北海
札幌第一
2015年東海大四白樺学園
北海
札幌第一
2014年駒大苫小牧武修館
東海大四
東海大四
2013年北照
   遠軽※1
帯広大谷
北照
駒大苫小牧
2012年北照
   女満別※1
旭川工
札幌第一
北照
2011年北海白樺学園
北海
北照
2010年北照旭川実
北照
北海
2009年 鵡川旭川大
札幌第一
北照
2008年駒大岩見沢駒大岩見沢
北海
鵡川
2007年  旭川南駒大岩見沢
駒大苫小牧
駒大岩見沢

(2021年12月現在)
注:「春」は選抜高等学校野球大会、「夏」は全国高等学校野球選手権大会 「秋大会」は秋季北海道高等学校野球大会 ※1.21世紀枠での選出, ※2.明治神宮大会枠での選出

春・夏の甲子園、出場への条件や代表校の選考方法は?

高校球児にとって憧れの舞台である甲子園へは、春と夏ではその出場校の選出に違いがあることを知っていますか?

また、北海道では面積の広さから移動距離の問題や学校数の多さから、他の都府県とは違った特徴もあるんですよ。

春のセンバツ甲子園への出場の選考基準は?
■ 春の選抜と夏の甲子園は出場校の選出に違いがあるのを知っていますか?

選抜高等学校野球大会、いわゆる「春のセンバツ甲子園」への出場に予選はありません。

多くの場合、『一般選考枠』として北海道(1)、東北(2)、関東(4.5)、東京(1.5)、東海(2)、北信越(2)、近畿(6)、中国(2.5)、四国(2.5)、九州(4)の各地区(カッコ内は各地区の枠数)から28校が各都道府県秋季大会や地区大会の成績などを基に選考委員会によって出場校が決められています。

この一般選考枠では府県によっては出場校が1校もない場合がある一方、面積が広く学校数が多い北海道には1枠があり、北海道からは毎年必ず1校が出場しています。

また、前年秋の明治神宮大会の優勝校がある地区では選考枠が1枠増える『明治神宮大会枠』というものがあります。北海道では、2018年の明治神宮大会で札幌大谷が優勝し、翌2019年の春のセンバツでは、秋季大会でも優勝した札幌大谷に加え、準優勝だった札幌第一がこの枠で春のセンバツに出場しています。

さらに、技能だけではなく高校野球の模範的な姿を実践している学校を招待する『21世紀枠』が設けられているのもセンバツならではの特徴です。北海道からは2012年に女満別高校、2013年に遠軽高校、2020年には帯広農業高校が選出されています。

夏の甲子園へは各地区予選の優勝校が代表として出場!
■ 南北海道大会が開催される「円山球場」

全国高校野球選手権大会、いわゆる「夏の甲子園」へは、全府県で各1校と東京・北海道で各2校の計49校が、各地区の代表校として出場します。

北海道で2校の代表枠があるのは、北海道の面積が広く学校数が多いためで、南北海道(函館/室蘭/札幌/小樽の各支部)と北北海道(空知/旭川/名寄/北見/十勝/釧路の各支部)の2地区で、それぞれトーナメント形式の優勝校が代表となっています。

ちなみに東京の代表枠2校は東西で分かれていますね。

北海道の各支部の予選は例年6月下旬頃から始まり、南北北海道大会は7月中旬〜下旬にかけて開催されています。

北海道勢の甲子園優勝は「駒大苫小牧」のこれまでに2回だけ!

■ 2006年夏の甲子園の決勝“早実×駒苫”は高校球史に残る激闘

北海道勢の甲子園での優勝は、駒大苫小牧の2回。

初めて北海道に甲子園の優勝旗をもたらしたのは2004年の夏、同年春の優勝校・済美(愛媛県松山市)を13-10の打撃戦を制しての優勝でした。

2度目の優勝はその翌年の2005年夏。北海道に甲子園二連覇をもたらしたこの時に二年生エースだったのが、のちに4球団がドラフト会議で1巡目指名で競合し交渉権を獲得した東北楽天イーグルスに入団、MLBニューヨークヤンキースでも活躍した、マー君こと田中将大投手です。

そして三連覇をかけて挑んだ2006年、決勝までコマを進めた駒苫を待ち受けていたのが、ハンカチ王子こと斎藤佑樹投手がエースを務める早実でした。

この決勝での田中、斉藤両投手の投げ合いは高校球史に残る大激戦となり、延長15回でも決着がつかず37年ぶりとなる決勝引き分けに。翌日の再試合、最後の打席に立った田中投手が斉藤投手に三振に打ち取られ、惜しくも三連覇は逃しましたが準優勝を飾りました。

近年では、2015年春に東海大札幌が準優勝、2016年夏には北海が準優勝と、北海道の高校野球は全国的にも高いレベルになってきています。

これからの甲子園にも目が離せませんね!