札幌市の中央区にある標高225mの小高い山、円山。

国の天然記念物にも指定されるこの山は、ハイキング気分での登山やレクリエーションなど広く市民からは親しまれていますね。

初心者はもちろん、山に慣れた愛好家も繰り返して登りたくなるほど魅力的な円山登山について、まとめてみました!

頂上からは札幌中心部を見下ろす絶景が!目安:往復1時間半の気軽な円山登山

円山は標高225mの小さな山で、登山口からの標高差は約120m。

札幌市内の小学校で遠足にも登られる山なので誰でも気軽にハイキング気分で登れる山ですが、大人にも登り応えがあって楽しめる山です。

はじめは緑が薫る山の森を登り、途中から風が抜ける稜線を進んで、眺めの良い頂上を目指す山道は、初心者はもちろん、山に慣れた愛好家も繰り返して登りたくなるほど、魅力がある山です。

頂上からの景色も格別!

目の前に迫る札幌の街並みを見下ろすダイナミックな景色は、登山の達成感も味わうことができますね。

ぜひあなたも円山に登ってみませんか?気分転換のリフレッシュにもおすすめですよ。

初心者でも大丈夫?

円山の登山は初心者にもおすすめ!登山道はしっかり整備され、すれ違う登山客も多いので道に迷うこともありませんので安心です。緑あふれる山の森を抜け、稜線を進み、頂上からの景色も素晴らしい円山は、手軽ながら山の楽しみを存分に感じられる魅力的な山です。

もし、ちょっと不安がある方へ、登山のちょっとしたコツをお教えします。

  • 焦らず、ゆっくり、小幅で登ること。
  • ハーハー呼吸を乱さず、落ち着かせ、ゆっくり一定にするように心がける。

これだけでも、疲れを感じにくく山登りを楽しめますよ。

札幌・北海道の観光ついでに円山に登るのもおすすめ!

とにかく気軽に登れる山なので、ゆっくり登って、頂上で景色もたっぷり楽しんでも、往復1時間半ほど。季節や気温にもよりますが、汗だくになるほどの山ではありません。

山の麓までは中心部の「地下鉄大通駅」から最寄りの「円山公園駅」までわずか3駅、5分。地下鉄駅を降りて登山口までも徒歩で700m、10分です。

北海道の開拓前からの原風景が残る円山の森を感じて、頂上からは札幌の中心部が望める絶景が楽しめますので観光にもピッタリですよ。

下山後は、麓の円山公園内にある動物園や北海道神宮など観光スポットをめぐるのもいいですね。近隣エリアはおしゃれなカフェやショップも多い人気エリアにもなっています。

円山登山の服装、持ち物について

気軽に登れる山なので重装備は不要ですが、低山だと軽くみないで必要なものはしっかり準備しましょう。

靴、足元について。

登山靴があればベストですが、スニーカーでも十分です。

  • 小石や砂が入らない、ハイカットのもの
  • 岩を踏むと足裏が痛いので、底の厚いもの
  • 滑りにくいもの
  • 汚れても良いもの

上記に合うものだと良いですね。

服装について

春や秋は、晴れた日でも風が冷たく感じることがあります。夏の暖かい日でも汗をかいたときに風が当たると寒く感じることがありますので、注意が必要です。

急に寒くなった時にも対応できるように、ウィンドブレーカーや長袖の服装もリュックに用意しておきましょう。急に雨が降った時の雨具もあると安心です。

山には木々が生い茂っていますので、強い日差しに当たることはありませんが、落下物から守るのに帽子もあった方がいいでしょう。また、虫刺されなどを予防するため、長袖の着用だと安心です。

持ち物について
  • 飲み物
  • おやつ
  • タオル
  • 携帯電話
  • 雨具・防寒具

水分補給の飲み物、栄養補給の簡単なおやつは必携です。頂上での休憩に、おやつタイムや、お弁当を持って行って食べるのもいいでしょう。

また、市街地から近い円山は登山道、頂上共に携帯電話の通話が可能で、GPSの利用もできます。ライト代わりにもなります。いざという時のために必ず持っていきましょう。

円山登山の2つのコースについて

八十八ヶ所コース


円山川という小川沿いの木道脇にある大師堂、八十八ヶ所コースの入口はこの大師堂脇にあります。登山道には四国の八十八カ所にちなんで八十八体の観音様が建立されのをきっかけに、現在では200体を超えるたくさんのお地蔵様や観音様が置かれているそうです。

円山登山では、もっとも人気のあるコースで、小学校や幼稚園の遠足でも利用されるコースなので、誰でもハイキング気分で気軽に楽しめますね。

約1.0kmの道のりは登り40分、下り30分が目安です。

動物園コース

円山動物園脇の円山西町へ抜ける方向へ進む先に登山道入口があります。

動物園脇の道は、円山川を挟んで動物園のフェンス沿いを進む道で、途中には円山川へ注ぐ山の小川をいくつか渡る林道です。円山動物園の正門から緩やかな登り道を450mほど進むと登山道入り口があります。ここが動物園コースの入口です。

動物園コースは約0.7kmの道のりで登り30分、下り20分が目安です。

登ってきました!円山登山レポート

目安:1時間半 八十八ヶ所コース〜山頂〜動物園コース

実際に、円山へ登ってみました!小学校の遠足でも登ったし、大人になってからも何度か登っていますが、今回はちょっと久しぶりです。

円山までは車で向かい、公園内の駐車場に泊めて登山道に向かいます。

今回のルートは、八十八ヶ所コースから山頂を目指し、下山は動物園コースです。

A.円山公園第2駐車場


円山登山に便利なのは、円山公園第2駐車場。

円山動物園の正門前ロータリー付近に入口がある円山球場脇の駐車場で、1日料金(普通自動車:1,000円)です。円山公園の駐車場は、円山公園や動物園、球場との共同駐車場となっているので、週末や連休、球場でのイベントがある日は混み合うこともありますので注意が必要ですね。

B.八十八ヶ所コース入口


円山公園第2駐車場から円山動物園正門前のロータリーから「円山川」沿いの木道へ下ります。木道を下る方向へ350mほど進むと、大師堂があります。この脇から入る山道が円山登山の八十八ヶ所コース入口になります。

八十八体の観音様が登山道沿いに並びます。観音様には、入口付近の1番から頂上手前の88番まで番号が掘られています。途中、番号を見ながら進むと、どのくらい登ったか目安になりますね。

■観音様やお地蔵様が並びみ守られながら登る山道。

山の緑あふれる斜面を登る登山道はしっかり整備されています。所々、木段になっている箇所がありますが、段差も低いのでラクですね。山道を進むと、風が抜けていく気持ちいい稜線に出ます。

途中に1箇所、分岐があります。どちらに進んでも距離はあまり変わらず、すぐに合流しますが、左に進むと少し岩場の稜線で途中に眺めがいいビュースポットがありますのでおすすめ。

■途中にある稜線の分岐点。少しわかりにくいが、左の岩道に行くと眺めのいいビュースポットがあるのでおすすめ。

ビュースポットから少し下ると再び登り坂になります。少しすると、88番目の観音様があります。円山公園コースとの合流点もこのあたりです。

さらに進むと、すぐに山頂に到着します。

C.円山山頂
■標高225mの山頂からは札幌の中心部が眼下に広がる絶景!

標高255mの山頂です!

札幌中心部から一番近い山、標高は高くありませんが眺めは抜群で、目の前に迫ってくるようなダイナミックな景色が楽しめます。

山頂は岩場になっていますが、周囲には適度に木があるので、日陰で体を休めることもできますよ。

D.円山動物園コース入口

さぁ、下山は円山動物園コースからです。元来た道を少し戻り、合流点から動物園コースに入ります。

■八十八ヶ所コースと動物園コースの合流点。下りの動物園コースは「動物園ウラ」の方角へ。

西側の尾根を下り、途中、谷に入ると少しジメッとした箇所があります。この辺りはシダ植物も多く見ることができます。八十八ヶ所コースとは違った植生がみられるのも円山動物園コースの魅力ですね。

動物園コースは木段の段差が高くなっている場所がありますので、下るときには注意しましょう。

■動物園コースの入口。「八十八ヶ所入口」の方向に進むと円山動物園の正門に着く。

下りはあっという間。やがて、円山西町方面と円山動物園方面の分岐点があります。ここが、円山動物園コース入口です。

円山動物園方面の林道は円山川を挟んで、動物園のフェンス沿いを進む道です。途中、円山川に注ぐ小さな水流を渡る橋がいくつかあります。

E.円山動物園


円山動物園に到着しました!

今回は写真を撮ったり、植物を観察したりかなりゆっくり登山を楽しみました。山頂でも30分ほどゆっくり景色を楽しんだり、休憩をしましたが、トータルかかった時間は2時間ジャスト。もう少し普通に登れば1時間半、相当ゆっくり楽しんでも2時間半あれば十分ではないでしょうか。

ぜひ、皆さんも円山の登山を楽しんでみてはいかがでしょうか?