北海道の冬、車の運転には欠かせないスタッドレスタイヤ。

毎年のこととはいえ、みんなはいつ頃にタイヤ交換して、いつまでスタッドレスなの?と疑問に思ったり悩む方も多いですよね。

そんな北海道の冬を乗り切るスタッドレスタイヤへの交換時期や気になる寿命についてまとめてみました。

スタッドレスタイヤの履き替えや交換、みんなどうしてる?

北海道の冬はスタッドレスタイヤが不可欠!履き替えのタイミングとは?

■ スタッドレスタイヤの交換時期、悩んでいませんか?!

雪が降り積もる北海道の冬は、スタッドレスタイヤが欠かせません。

少しの雪であっても、街中の平坦な道でさえスタッドレスタイヤでなければ前に進むことすらできなくなってしまいますね。

でも、あまり早めに交換すると「タイヤの消耗」が気になってしまったり、「まだ大丈夫だろう」と油断して先延ばししていると、急に大雪が降って大慌てで交換した、なんて経験がある方もいるのでは?

雪の降りはじめの時期には、まだ冬タイヤに変えていない車の事故もよく目にしますし、とても危険です。

雪の時期から考えるスタッドレスタイヤへの交換時期とは

初雪 積雪の初日 根雪 雪の終日
旭川 10/19 11/4 11/24〜4/7 5/1
札幌 11/1 11/12 12/6〜4/2 4/19
帯広 11/1 11/24 12/7〜3/24 4/26
釧路 11/7 12/1 12/30〜3/11 5/1
函館 11/1 11/18 12/19〜3/10 4/16

※ 札幌管区気象台のデータより、いずれも平年値。積雪の初日は日最深積雪1cm以上の日、根雪は長期積雪(日最深積雪1cm以上)の初日〜終日です。

上の表は、北海道各地の「初雪」や「積雪」などの時期(平年)をまとめたもの。

こうして雪の時期を知ると、スタッドレスタイヤへの交換時期の目安も考えやすくなりますね!

道内の主要都市で「初雪」を迎えるのは10月中旬から11月上旬。11月中旬から下旬には1cm以上の「積雪」になる日があり、早い地域だと11月下旬から「根雪」となり翌年の3月中旬から4月上旬まで続きます。また、雪が溶けても4月下旬から5月上旬まではまだ雪が降る日がありますね。

雪の降る時期や積もる時期はその年の天候によっても大きく変わりますので、注意してくださいね。

北海道では10月中の冬タイヤ交換が安心!
■ 北海道のスタッドレスタイヤへの交換は10月中に済ませるのが安心!

北海道の雪の時期から考えると、スタッドレスタイヤへの交換は10月中に済ませておくのが安心です。

これは、道内の多くの地域で11月上旬に初雪が降るというのはもちろんですが、実際は初雪の1〜2週間前には初霜※1や初氷※2が観測され、朝晩は路面凍結の心配があるためです。

また、この時期の峠など標高が高い場所ではすでに雪が積もっていることも。車移動が必要になる急な用事への備えも考えると、なおさら早めの交換が良いでしょう。

さらに、夏タイヤに比べ柔らかい素材でできているスタッドレスタイヤは夏の保管中に固くなってしまいます。少し乾いた路面を走ることで削れて柔らかくなった方がスタッドレスタイヤ本来の性能が発揮されやすくなる、という理由もあります。

※1.初霜とはその年の最初に降りる霜のこと。晴れた日に放射冷却が起きると外気温が5℃程でも地表面温度は0°C前後になる場合があります。 ※2.初氷とはその年の最初に結氷がみられることで、気温が0℃以下になっていることを表します。

いつまで冬タイヤ?夏タイヤへの交換時期は?
■ 路面は乾いてる、と思っても油断は禁物!

では、いつまでスタッドレスタイヤを履いていれば良いのでしょうか?

根雪が終わる時期は道内の各地で大きく差がありますが、4月中旬から5月上旬までは雪が降る日があることを考えると、ゴールデンウィーク明けが夏タイヤへの交換時期の目安になります。

路面が乾いているから大丈夫、と思ってもまだ寒い時期は天候が変わって雪が降ったり凍結の心配もあります。ゴールデンウィークに旅行やレジャーなどで長距離の運転の予定がある場合は、冬タイヤのままにしておくのが安心ですね!

北海道の観光旅行でレンタカーを利用する場合、ちゃんとスタッドレスタイヤになっているか気になりますよね。

本州以南のレンタカーではスタッドレスタイヤがオプション扱いになっている地域もありますが、北海道のレンタカーでは多くの場合は11月〜4月いっぱいまではスタッドレスタイヤが標準装備になっているところが多いです。

ただし、実際の期間はレンタカー会社によっても差があるので、予約前に確認しておきましょう!

スタッドレスタイヤの寿命

■ スタッドレスタイヤは消耗品!安全運転のために寿命を知ろう

スタッドレスタイヤには寿命があります。多くの場合、3年、というのが通説になっていますが、実際はどうなのでしょうか?

スタッドレスタイヤの寿命には2つあります。1つは「摩耗による寿命」、もう1つは「経年による寿命」です。

摩耗による寿命は、タイヤが削れることによって雪を掴む溝がなくなってしまうこと。溝が半分残っていれば大丈夫とされていますが、チェックの仕方はカンタン。タイヤ側面にある矢印のある接地面をみると、溝の中に「プラットホーム」という突起があります。これが露出していたら溝がなくなっている証拠。タイヤの買い替えが必要です。

経年による寿命は、タイヤのゴムが経年によって固くなってしまうことによる寿命です。溝がしっかり残っていたとしても、年数が経ちゴムが硬くなってしまっていたらスタッドレスタイヤとしての性能を発揮することはできません。この寿命は3〜5年と言われていますが、保管状況や走行状態によっても変化します。

スタッドレスタイヤの寿命の見極め

スタッドレスタイヤは、雪道でもその性能を十分に発揮できるように、寿命をしっかり見極められるようにしたいですね。やはり、一番期になるのは摩耗による寿命がどのくらいなのかですね。

■新品スタッドレスタイヤの「ヒゲ」と「プラットホーム」

新品のスタッドレスタイヤには製造過程でできる「ヒゲ」があります。これは雪が降る前に乾いた道を走っていると自然と無くなります。スタッドレスの摩耗による寿命の見極めは、白丸で囲まれた部分の「プラットホーム」と呼ばれる突起がタイヤの表面まで露出したら、スタッドレスタイヤの買い替え時期です。

タイヤ交換、自分でしてる?

■ 自分でタイヤ交換できれば節約もできて、いざという時にも安心

面倒なタイヤ交換、自分でする方も、ガソリンスタンドやカー用品の専門店で交換する方もいますね。お店に頼むと安心ですが、費用も気になるところ。また、いざ交換に行こうと思っても混雑していてなかなか予約ができないということもありますね。

正しい知識があれば、自分でタイヤ交換をすることができます。自分でタイヤ交換ができれば、いざという時にも役に立ちますね。

スタッドレスタイヤの交換で必要な注意点は3つ。

1点目は正しい位置でジャッキアップすること。車載のマニュアルをみて、正しい位置で車をジャッキアップしましょう。間違った位置でジャッキアップしてしまうと傷をつけたり、十分な強度がない場所だと車が壊れてしまいます。

2点目はスタッドレスタイヤの向きです。タイヤによっては回転方向の向きが指定されている場合があります。これを守らないと十分な性能を発揮できませんので注意しましょう!タイヤ側面の矢印の向きが回転方向です。

3点目はボルトを締める強さ。足で体重をかけてボルトを締めるのを目にしますが、あまり強く締めるとネジ山が崩れてしまいます。マニュアルをみると適正なトルクが書かれていますので、トルクレンチを使って締めるのが安心です。車には搭載されていない場合が多いので、カー用品店で別途購入するのがおすすめです。

車のタイヤハウス周りの雪・氷どうしてる?楽に落とせる方法と予防策まとめ