北海道の冬、車の運転には欠かせないスタッドレスタイヤ。

毎年のこととはいえ、みんなはいつ頃にタイヤ交換して、いつまでスタッドレスなの?と疑問に思ったり悩む方も多いですね。

そんな北海道の冬を乗り切るスタッドレスタイヤへの交換時期や気になる寿命についてまとめてみました。

スタッドレスタイヤの交換、買い替え、みんなはどうしてる?

北海道の冬はスタッドレスタイヤが不可欠

雪が降り積もる北海道の冬、雪道を車で走るのにスタッドレスタイヤは欠かせません。

街中の平坦な道でさえ、スタッドレスタイヤでなければ前に進むことすらできなくなります。

「まだ大丈夫だろう」なんてタイヤ交換を先延ばししていると、急に大雪が降って大慌て!なんて人もいますね。雪の降りはじめの時期には冬タイヤに変えていない車の事故も絶えません。

スタッドレスタイヤ履き替えのタイミング

いつからスタッドレス?

スタッドレスタイヤには、いつ頃交換するのがいいのでしょうか?

あまり早めに交換すると、タイヤの摩耗が進んで溝がなくなってしまうことが気になって、ついついギリギリになってしまいがちです。

■札幌の初雪は10月下旬、根雪は12月ですが、11月中旬にはスタッドレスにしておいた方がいいですね。

北海道の初雪は地域差もありますが、札幌の場合だと例年の10月下旬ごろ。旭川だと札幌よりも1週間くらい早く、帯広・釧路だと1週間くらい遅くなります。初雪の予報が出てから慌ててタイヤ交換をされる方もいますが、これだとちょっと遅い様です。

スタッドレスタイヤは夏タイヤに比べ柔らかい素材で、タイヤの溝が雪を掴みやすくできています。

このゴムが夏の保管中に固くなってしまうので、少し乾いた路面を走ることで削れ、柔らかくなった方がスタッドレスタイヤの性能が発揮されやすくなります。

なので、初雪が降る1〜2週間前には、もうスタッドレスに交換しておいた方が良いですね。時期的には10月上旬から中旬までに交換を済ませておくのが良さそうです。

ただし、新品のスタッドレスタイヤの場合、もう少し長めに1ヶ月くらい(100〜200kmくらい)の慣らし運転をした方が良い様です。

いつまでスタッドレス?

では、いつまでスタッドレスタイヤを履いていれば良いのでしょうか?

早い年だと3月下旬には路面に雪がなくなり、乾いた道路も出始めます。あまり遅くまでスタッドレスタイヤだと、やはり摩耗が気になりますね。

例年、札幌の場合は根雪の終わりは4月上旬、旭川や稚内でも同じタイミングです。釧路や帯広だと3月中旬〜下旬と少し早めに雪がなくなります。

根雪が終わっても、雪が降り再び積もりうこともあります。札幌や旭川、帯広では4月の中旬までは積もることがありますので、この時期まではスタッドレスタイヤを履き続けた方がいいですね。

4月の下旬には、もう夏タイヤで大丈夫そうです。

天気予報、行き先に応じて判断を!

街乗りが中心であれば、

  • 札幌 10月中旬〜4月下旬
  • 旭川・稚内 10月上旬〜4月下旬
  • 釧路・帯広 10月中旬〜4月下旬

を目安にタイヤ交換をするのが良さそうですが、年によっては雪が降るのが早まったり、遅くまで雪が残ることもあります。最新の天気予報をチェックしながらタイヤ交換の時期を見極める必要がありますね。

根雪が始まる2週間前にはスタッドレスにし、終わってから2週間くらいがベストです。

ただし、行き先によってはもう少し注意が必要です。峠道を走る場合には平野部に比べて雪が積もるのが早かったり、路面が凍結している可能性があります。

スキー場などウィンタースポーツを楽しむ時にも山は5月まで雪が残っていますし、高速道路も綺麗に除雪されていても、かえって路面が凍結しやすい場合もあります。

■山や峠では早く雪が積もり、遅くまで残る。行き先に応じてスタッドレスタイヤを履くタイミングを考えよう。

根雪の前後1ヶ月くらいは見ておいた方がいいですね。

レンタカーだと、都市間を峠を超えて運転する観光客も多いですが、11月のはじめから4月いっぱいまではスタッドレスタイヤになっているところが多いようです。※レンタカー会社によってことなりますので、しっかり確認してくださいね。

スタッドレスタイヤの寿命

スタッドレスタイヤには寿命があります。多くの場合、3年、というのが通説になっていますが、実際はどうなのでしょうか?

スタッドレスタイヤの寿命には2つあります。1つは「摩耗による寿命」、もう1つは「経年による寿命」です。

摩耗による寿命は、タイヤが削れることによって雪を掴む溝がなくなってしまうこと。溝が半分残っていれば大丈夫とされていますが、チェックの仕方はカンタン。タイヤ側面にある矢印のある接地面をみると、溝の中に「プラットホーム」という突起があります。これが露出していたら溝がなくなっている証拠。タイヤの買い替えが必要です。

経年による寿命は、タイヤのゴムが経年によって固くなってしまうことによる寿命です。溝がしっかり残っていたとしても、年数が経ちゴムが硬くなってしまっていたらスタッドレスタイヤとしての性能を発揮することはできません。この寿命は3〜5年と言われていますが、保管状況や走行状態によっても変化します。

スタッドレスタイヤの寿命の見極め

スタッドレスタイヤは、雪道でもその性能を十分に発揮できるように、寿命をしっかり見極められるようにしたいですね。やはり、一番期になるのは摩耗による寿命がどのくらいなのかですね。

■新品スタッドレスタイヤの「ヒゲ」と「プラットホーム」

新品のスタッドレスタイヤには製造過程でできる「ヒゲ」があります。これは雪が降る前に乾いた道を走っていると自然と無くなります。スタッドレスの摩耗による寿命の見極めは、白丸で囲まれた部分の「プラットホーム」と呼ばれる突起がタイヤの表面まで露出したら、スタッドレスタイヤの買い替え時期です。

タイヤ交換、自分でしてる?

■自分でタイヤ交換できれば節約もできて、いざという時にも安心。

面倒なタイヤ交換、自分でする方も、ガソリンスタンドやカー用品の専門店で交換する方もいますね。お店に頼むと安心ですが、費用も気になるところ。また、いざ交換に行こうと思っても混雑していてなかなか予約ができないということもありますね。

正しい知識があれば、自分でタイヤ交換をすることができます。自分でタイヤ交換ができれば、いざという時にも役に立ちますね。

スタッドレスタイヤの交換で必要な注意点は3つ。

1点目は正しい位置でジャッキアップすること。車載のマニュアルをみて、正しい位置で車をジャッキアップしましょう。間違った位置でジャッキアップしてしまうと傷をつけたり、十分な強度がない場所だと車が壊れてしまいます。

2点目はスタッドレスタイヤの向きです。タイヤによっては回転方向の向きが指定されている場合があります。これを守らないと十分な性能を発揮できませんので注意しましょう!タイヤ側面の矢印の向きが回転方向です。

3点目はボルトを締める強さ。足で体重をかけてボルトを締めるのを目にしますが、あまり強く締めるとネジ山が崩れてしまいます。マニュアルをみると適正なトルクが書かれていますので、トルクレンチを使って締めるのが安心です。車には搭載されていない場合が多いので、カー用品店で別途購入しましょう。