札幌都市圏に住む5,041名による大規模な調査が実施され、「住みたい街ランキング2019」として発表されました!

これは大東建託株式会社の賃貸未来研究所が実施したもの。

ーとっても興味深い結果になっていますよ!

札幌都市圏の住みたい街ランキング2019が発表されました!

圧倒的な得票率で「札幌駅」が1位に

札幌都市圏の「住みたい街ランキング2019」が発表されました!

気になる結果は、

1位:札幌駅
2位:円山公園
3位:新札幌

でした。ー

「納得!」と思うのもあれば、「ちょっと意外!」って感じるのもありますね。

「住みたい街(駅)ランキング」ってなに?

今回の調査は、大東建託株式会社の賃貸未来研究所が札幌都市圏在住の5,041名に、住みたい街調査として実施したもの。

これほど大規模な調査はこれまでになく、今回がはじめて。その集計結果が「いい部屋ネット 住みたい街ランキング2019<札幌都市圏版>」として発表されました。

気になるランキング結果は?!

圧倒的な得票率で1位は「札幌駅」、人気の「円山」は2位にランクイン

住みたい街(駅)ランキングの気になるランキング結果は以下の通り。

1位:札幌駅(JR・地下鉄南北線・東西線)


圧倒的な支持率で1位になったのは「札幌駅」

得票率は18.52%とダントツ!

同様に首都圏で行われたランキングでは1位の吉祥寺駅が得票率3.54%、福岡都市圏で1位の博多駅で5.39%とのことなので、この結果が以下に圧倒的かわかりますね。

ちなみに同時に実施された「よく遊びに行く街ランキング」でも札幌駅が1位。

JR札幌駅を中心にステラプレイスや大丸など、魅力的なショッピングセンターや百貨店が多くお買い物にも人気のエリアが「住みたい街」でも1位という結果に。

近隣にはタワーマンションも多く建設され、分譲から賃貸まで様々な物件がありますね。

「住まい」も「消費」も、JR札幌駅への一極集中は象徴的ですね。

  • 地価も高騰しており、周りには大型施設やデパートが多く便利な地域。(60代男性)
  • 商業施設や病院が充実、公共交通機関が発達しているので、年をとっても暮らせる。 (60代女性)

など、合理的な道民らしく、現実的な意見が多い様子。

2位:円山公園駅(地下鉄東西線)

これまでも同様のランキングでは常に上位に紹介される円山公園。

「今回も1位は円山かな?」と思いましたが、なんと2位でした!

高級住宅街で知られる人気のエリアの円山公園は、おしゃれなショップや洗練された街並み、円山公園の豊かな自然環境が魅力ですよね。

  • カフェなどおしゃれなお店が多い。公園や動物園など出かけてみたいスポットが充実している。(30代性)
  • 閑静だがいろいろ充実している。住人の質が良さそう。(40代女性)
  • 治安が良く静寂で、住人の品があって良い所。(50代女性)
  • 自然の多さと洗練された街並みがあるから。(40代女性)

など、納得の意見が多いですね。

3位:新札幌駅(JR・地下鉄東西線)


3位は意外にも「新札幌駅」がランクイン!

JR快速エアポートで札幌⇆新札幌は快速で2駅、最速9分という抜群のアクセス。地下鉄東西線では大通、円山公園方面へのアクセスも便利。各方面に向かう大型のバスターミナルもありますね。

2016年から翌年にかけて新札幌アークシティが大規模にリニューアル。2018年末には札幌副都心として大規模な再開発が決まっています。

今回のランクインからも、再開発の注目の高さを窺わせますね。

  • JRと地下鉄両方へのアクセスが便利なのと、最近できた商業施設が素晴らしい。(40代男性)
  • 札幌駅までエアポートですぐつくし、最近さらに開発が進み盛り上がっていると聞いたから。(30代女性)
  • 再開発が進み、地下鉄とJR、バス路線が多く、空港や都心にも出やすい。(30代女性)
  • 免許がない私でも不便を感じないバランスの取れた街。(50代女性)

と、商業施設のリニューアルや再開発、JR・地下鉄・バスのトリプルアクセスの利便性に魅力を感じている方が多い様子ですね。

4位 琴似駅(JR・地下鉄東西線)


4位に輝いたのは「琴似」

JR琴似駅周辺は1991年の再開発(現イトーヨーカドー)を皮切りに2013年までの長きにわたって再開発が行われ、タワーマンションやショッピングセンター、複合施設が建設され街並みは大きく変化しました。

JR琴似駅と地下鉄琴似駅は800mほど離れていますが、この区間の通りには商店街が形成されていて繁華街の様相。日用品の買い物や食事まで、日常生活に困ることはありませんね。

この辺りのエリアはJR・地下鉄のダブルアクセスが可能で、JRは札幌駅まで快速エアポートなら1駅5分と中心部へのアクセスも便利ですね。

  • 区役所、病院、銀行などすべて揃う。札幌には珍しいダブルアクセスで、JRが動かなくなっても帰れる。(40代女性)
  • 交通アクセス、各種施設の充実、繁華な街並み、住宅地の静謐などを満たしている。(60代男性)
  • 日常生活において必要なお店や施設が近辺に揃っていて、交通の便も良いから。(30代女性)

など、日常生活のお買い物や交通機関の利便性を魅力にあげる方が多いようですね。

5位 大通駅(地下鉄南北線・東西線・東豊線)


5位にランクインしたのは「大通」

地下鉄南北線・東西線・東豊線の3路線が交差し、多くのショッピングビルが立ち並ぶ商業エリアとしてお買い物にも人気のエリア。

同時に実施された「よく遊びに行く街ランキング」でも札幌駅に次いでが2位。

商業エリアとして栄えるこのエリアですが、意外にも近年はタワーマンションの建設もあり住まいとして大通を選ぶ人も増えているとか。

  • 街中であるため、買い物、娯楽などすぐアクセスできるため。(20代女性)
  • 徒歩や自転車でいろいろな場所に行けるから。(30代女性)
  • 交通も便利で、衣食のお店も盛んなため。(30代女性)
  • 職場も遊び場も近いから。(30代男性)
  • 繁華街に徒歩で行ける。(60代男性)

など、買い物や娯楽、プライベートや仕事仲間で夜遅くまで飲み歩いても徒歩で帰ることができるアクセスの良さを魅力に感じる方が多いようですね。

6位以下のランキングは?

6位 函館駅(JR)
7位 白石(地下鉄東西線)
8位 江別駅(JR)
9位 恵庭駅(JR))
10位 麻生(地下鉄南北線)
11位 千歳駅(JR)
12位 手稲駅(JR)
13位 桑園駅(JR)
14位 小樽駅(JR)
15位 厚別駅(JR)
16位 平岸(札幌市営南北線)
17位 帯広駅(JR)
18位 すすきのエリア(地下鉄南北線・東豊線・市電)
19位 中島公園エリア(地下鉄南北線・市電)
20位 北広島駅(JR)

札幌のベッドタウンとして人気のJR沿線の江別駅、恵庭駅、北広島駅をあげる方もいますね。

一方で、函館や帯広など観光地としても人気の地方都市をあげる方もいます。移住を検討していたり、地方出身者がUターンを検討している、ということもありそうですね!