冬も終わりに近づき、春が待ち遠しい時期。

春に向けての衣替えや、庭木の冬囲いをはずし、緑が芽吹く春に向けての準備が始まります。車のスタッドレスタイヤを夏タイヤに交換する時期も悩みますね。

今年の雪解けはいつ頃になるのでしょうか?

今年は春が早くやってきそう!札幌の雪どけ時期の予想と現在の積雪量は?

平年なら4/2が根雪の終日!今年はどうなる?

札幌の雪どけ(根雪の終日)は、平年であれば4月の上旬、4/2が平年値(平均)です。

2019年〜2020年の札幌の冬は、観測史上初めて積雪ゼロの大晦日を迎えた記録的に雪が少ない冬の始まりでしたね。

年が明けても比較的暖かい日が続き、「さっぽろ雪まつり」の開催も不安な声が出始めたところ、1月下旬から雪まつり期間中の2月上旬〜下旬に、まとまった雪が降り、例年を超える積雪量になりました。

今年の春・雪どけは、いつ頃になるでしょうか?

2020年の雪どけ状況&雪どけ予想!

2020年の雪どけはいつ?雪どけ予想!

2月25日に気象庁が発表した3ヶ月予報によると、今年の3月は全道的に気温は高くなりそう。

2020年の雪どけは例年よりも早く、昨年と同じくらいの3月20日頃になるのではないでしょうか。

※当サイト独自の予想となります。予めご了承くださいませ。

2020年の雪どけ、札幌の積雪は?

2020年2月26日 積雪深:67cm
■綺麗に晴れたこの日の札幌。日中の最高気温は+2℃で雪どけも進みましたね!

日中の最高気温がプラス2℃まで上昇した札幌。

雪どけも進み、街中の道路はアスファルトが出ていて、歩道にもほとんど雪がなくなりました。

2020年2月25日 積雪深:78cm

2月25日現在の札幌の積雪深は78cm、24日夜から25日にかけて降った雪で一気に増え、一時は今シーズンで最も多い80センチに到達しました。これは、例年の同じ時期を上回る積雪深です。

そんな中、気象庁から3ヶ月予報が発表となり、今年の3月は全道的に気温は高く、日本海側では平年に比べ曇りや雪または雨の日が少ないという予想が示されました。

帳尻合わせの様に降る雪にうんざりしてきた頃ですが、今年の春はもうすぐそこまで来ているかもしれませんね。

コラム:「根雪・雪どけ」とは?

降った雪が溶けずに春まで残ることを「根雪(ねゆき)」と言いますね。

根雪は、気象庁の用語では「長期積雪」といわれ、積雪が30日以上継続した状態のことを指します。また、積雪が10日以上継続した場合、5日間以内の無積雪期間があっても次の10日以上に亘って積雪が継続した場合は、積雪が継続しているものとみなされます。

よって、積雪が30日以上になった時点でその雪が降った初日が「長期積雪の初日」となり、無積雪の期間が6日目になった時点で積雪がゼロになった日が「長期積雪の終日」となります。

私たちが感覚的に「雪どけ」として認識する時期とは、少しずれがあるかもしれませんね。

2019年はどうだった?

2019年の根雪の終日は3月19日でした!

2019年の根雪の終日は3月19日でした。これは、平年よりも15日早く、昨年(3/30)より11日早い雪解けでした。

平年よりも随分と積雪が少なかった冬、3月に入ってからは日中の気温が2桁になる日も多く、雪解けが進みました。しかし、一旦積雪がゼロになった以降から、一転冬に逆戻りしたように雪が降る日も多くなり、積雪となりました。その後4月に入っても、溶けては降るを繰り返す日が続きましたね。

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