毎年2月上旬に開催される「小樽雪あかりの路」。2023年は2月11日から2月18日の日程で開催。

開催期間は国内外から多くの観光客が小樽を訪れ、多くの人々で市内各所がにぎわいを見せます。

この記事では、2023年の開催時を参考に、観光する前に準備しておきたい事柄をチェック!ぜひ参考にしてくださいね。

「小樽雪あかりの路」ってどんなイベント?

北海道の冬を代表するイベントとして四半世紀!札幌雪まつりと時期が連なっているのも特徴

2023年で25回目の開催となる「小樽雪あかりの路」。

メイン会場の“小樽運河”周辺をはじめ、天狗山や手宮線跡地といった大規模会場、市内各所の観光スポットに設けられた中小規模の会場があり、市内各所がアイスキャンドルの優しい光に包まれますよ!

2023年は、前年までメイン会場のひとつとなっていた「手宮会場」が縮小され、新たに「運河会場B」「北運河会場」が新設されました。

開催期間中は市内の観光地が多くの観光客でにぎわいを見せ、イベント会場ではない“堺町通り商店街”や“メルヘン交差点”など人気観光地にも多くの人が足を運びます。

この時期の小樽は昼夜ともにいつも以上の賑わいを見せ、イベントへの注目の高さが伺えますね!

イベントの運営に欠かせないのは、国内外から集まったボランティアスタッフの存在。

地元の有志だけでなく、観光で小樽を訪れボランティアに志願する人も多いようです。

ボランティアの受付は会期中も随時受け付けているので、気になる人はぜひ参加してみては。

各会場へのアクセスは?

メイン会場の「運河会場A・B」、小樽のシンボル“旧北海製罐第3倉庫”前で開催される「北運河会場」、チューブ滑りなどファミリーで楽しめるアクティビティが催されている「小樽芸術村会場」、今回は小規模開催となった「手宮会場」の5会場へ行くには、JR小樽駅から徒歩がベスト。

会場のすぐそばまで路線バスの運行もしていますが、一番遠い北運河会場までであっても徒歩15分程度なので、小樽各所の形式を眺めながら歩くのも素敵な観光の楽しみ方ではないでしょうか?

ただし、この時期の小樽はとても気温が低く、日によっては大雪が降っていることもあるため、その日の天気や気温と相談しながら交通手段を考慮しましょう。

イベント会場で唯一JR小樽駅から交通機関を利用しなければならないのは「天狗山会場」です。

こちらの会場へ向かう時は、JR小樽駅前にあるバス乗り場から路線バスを利用しましょう。

所要時間は直行便で最短17分程度。

市内の他の会場を経由する路線もあるので、その日観光する予定のコースに合わせて乗車する停留所を調べておきましょうね!

観光する時の服装は?

この時期の小樽は終日氷点下の気温になります。

日中の観光時もそうですが、特に夜間はマイナス5℃を下回ることが珍しくないので、しっかりと防寒対策をする必要があります。

アウターはダウンジャケットなど断熱効果の高いものがおすすめ。

インナーにはヒートテックなどの蓄熱素材のものを利用しましょう。

また、日中暖かくなり雪や氷が解けた日は足元に要注意!

ただでさえ滑りやすい路面が解けた雪によってツルツルに凍ってしまうので、転倒事故が多発しやすくなります。

万が一の時に備え、滑り止め機能のある履物と、転んだ時に手をついて頭を護れるように手袋を用意しておきましょう。

① 運河会場A

それでは、「小樽雪あかりの路」2023年開催時の各会場の特徴と見どころをチェック!

例年メイン会場としてイベントが開催されている、澁澤倉庫前の「運河会場A」。

2023年は、漁船で使用されている浮き球を運河の水面に200個ちりばめた展示を開催。

ライトアップされた倉庫が運河の水面に反射し、幻想的な風景を見ることができます。

また「運河会場A」では、紙コップにメッセージを綴る「メッセージキャンドル」も開催。

思い思いのメッセージが書かれた小さな光がたくさん集まり、温かみのある空間を演出しています。

旅の記念に、ぜひメッセージを残していきましょう。

② 運河会場B

※画像提供:小樽雪あかりの路 実行委員会

2023年に新設された「運河会場B」は「運河会場A」の隣に位置し、“運河の森”をテーマに生き物や植物にちなんだ「森」をイメージした展示で統一されています。

ところどころに浮き球を使ったキャンドルが配置され、可愛らしい動物たちの姿をライトアップ!

個性豊かな作品たちに、思わず目を奪われます。

③ 運河会場

2023年新設の、“旧北海製罐第3倉庫”前で開催されている「北運河会場」では、倉庫のライトアップとたくさん並ぶグルメブースに注目!

焼き芋やおでんなどのあったかグルメを中心に、少し小腹が空いた時にちょうどいいグルメがテントで販売されています。

また、会場内には焚き火ブースも設置され、暖を取りながら食事を楽しむことができるのも嬉しいポイント!

④ 小樽芸術村会場

色内通りに面した「小樽芸術村会場」には、大人も子どもも楽しめる“チューブスライダー”が登場。

キャンドルが配置された雪の滑り台をタイヤチューブで勢いよく滑り降りるアクティビティは、行列ができるほどの人気っぷり!

会場周辺には歴史的建造物や美術館などが多く、それ故に「小樽芸術村会場」と名付けられています。

⑤ 手宮会場

2023年は縮小されて開催となった「手宮会場」には、数多くのワックスボールとメルヘンチックなアイスキャンドルが並ぶ可愛らしい展示エリア。

人気観光地の“手宮線跡地”の文学館美術館前で作品の展示が行われています。

⑥ 天狗山会場

北海道3大夜景スポットのひとつに選ばれた“天狗山”からの夜景と、幻想的なアイスキャンドルの光とのコラボが楽しめる「天狗山会場」。

会場は市街地から離れているため交通機関の利用が必要となりますが、時間があるならぜひとも訪れたいエリアです。

冬の港町観光を満喫!「小樽雪あかりの路」へ行ってみよう

この記事では、小樽を代表する冬のイベント「小樽雪あかりの路」についてご紹介しました。

会場には、記事内の写真で見る以上に素敵な風景が広がっています。

ぜひみなさんも足を運んでみてくださいね!