冬の北海道のドライバーを悩ませる、タイヤハウスに固まった雪の塊。
気になって取ろうと思っても、ガチガチに凍ってて取れない!なんてことも多く、そのまま放置してしまっていることはありませんか?
タイヤハウスの雪を放置するのは危険!定期的に落とそう!
北海道のドライバーを悩ませるタイヤハウスの雪の固着
北海道の冬に雪道を走っていると、気が付けばタイヤハウス内に雪や氷が詰まってた!なんてことはありませんか?
走行中に巻き上げられた雪がタイヤの周りにくっついて、氷のようにカチカチに固まりながらどんどん大きくなって、厄介。
連日のように氷点下になる北海道では、自然に溶けて落ちるのを待つ事もできませんね。
タイヤハウス内の雪を放置するのはNG!
タイヤハウス内に溜まった雪をそのまま放置するのはNG!
固くなった氷がタイヤと干渉すると、せっかくのスタッドレスタイヤを痛めてしまったり、何よりハンドルが重くなったり切れなくなってしまうなど、とても危険です。
また、走行中に何かの拍子に剥がれると、回転するタイヤに巻き上げられてハウス内のカバーを破損してしまったり、道路上に落下すると後続車にも危険が及びます。
タイヤハウス内の雪は、安全のためにも車のためにも、定期的に除去するのがおすすめです。
足で蹴って落とすのを見かけたりもしますが、車を傷つけず楽に落とすなら、もっと良い方法がありますよ!
① ゴムハンマーで落とす!
タイヤハウス内の雪や氷を落とすのに便利なのが「ゴムハンマー」です!
カー用品店には、専用の氷雪用のゴムハンマーが売られていて、これが効果抜群なんです。固くなってしまった氷もごっそり取り除く事ができます。
ハンマーの柄の反対側にスクレーパーがついているタイプのものなら、車体下部や側面の氷を落とすのにも便利ですね!
スクレーパーの部分もゴム製なので車体に傷が付きにくいのが嬉しいですね!
参照:Amazon「cretom ( クレトム ) 雪氷用ハンマー ソフトゴム製 ミニスクレーパー付き」
② 洗車場で落とす!
ハンマーを使うのが不安という方は、「洗車場で溶かして落とす」という方法もあります。
量が少なければドライブスルーの洗車機でも落ちる場合がありますが、洗車場にある高圧ノズルで重点的に落とすのがおすすめで、出来れば温水の洗車機だとより効果的です(冬場は温水洗車機でも水温が低い場合もあります)。
車の下回りのサビの原因になる融雪剤(塩化カルシウム)や凍結防止剤(塩化ナトリウム)も一緒に洗い流せるので一石二鳥ですね!
気温が特に低い日や雪がカチカチに固まりすぎているとうまく落ちない場合もありますので、ハンマーで少し落としてから洗車するとより効果的です。
雪がつかないようにする予防策はある?
タイヤハウス内に雪がつかないように、あらかじめ予防できるといいですよね。
雪かき用のスコップやスノーダンプなどで使うシリコンスプレーは、車のタイヤハウス内へ塗布することで、雪の付着を防止したり軽減する効果があります。
ただし、タイヤやブレーキには付かないように注意して!
自分でタイヤ交換をされている方などは、そのタイミングで塗布するのがおすすめです。