札幌市では、満40歳・50歳・60歳・70歳の方へ自己負担が500円で歯周病検診が受けられる「さっぽろ市歯周病検診」があるのを知っていますか?!

これは、対象年齢となると市からハガキが届き、指定の歯医者さんで検診が受けられる、というもの。

人生100年時代がうたわれる現在、健康寿命を延ばすなら口腔ケアを怠ることはできませんよ!

歯を失う原因の第1位は歯周病!あなたの歯は大丈夫?

なんと80歳の約半数は、残存歯数が19本以下!?

人生100年時代の到来がうたわれる現代。

しかし、80歳の約半数(48.8%)で、残っている自分の歯が20本に満たないという調査結果があります。

40歳を過ぎて歯を失う原因の第1位は「歯周病」によるもの。いつまでも健康で、そして美味しく食事を楽しむために、歯周病検診を受けてみませんか?

※厚生労働省「平成28年歯科疾患実態調査」より

札幌市の満40歳・50歳・60歳の方なら「500円」で歯周病検診が受けられる!

■札幌市保健所から届く「さっぽろ市歯周病検診」のハガキ

札幌市では、80歳まで自分の歯を20本以上保つことを目指した『8020運動』を推進していて、様々な歯科健診事業を行っています。

その中でも、満40歳・50歳・60歳の方なら自己負担が500円で、満70歳なら無料で歯周病検診が受けられる「さっぽろ市歯周病検診」があるのを知っていましたか?!

これは、札幌市内に住む上記の満年齢の方を対象に、指定の歯科医療機関で問診と歯と歯肉の診査を受けて、検診結果を教えてくれる、というもの。

もちろん、治療が必要になった際の費用は自己負担になりますが、日頃なかなか歯医者さんに行く機会がない方には、とても良いきっかけになるのではないでしょうか?

※満70歳の方は無料

※江別市・石狩市にも同様の検診があります!

この「歯周病検診」は札幌市以外でも、江別市や石狩市にお住いの方にも同様の検診があります。

江別市でも札幌市同様、市内に住む満40歳・50歳・60歳の方を対象に自己負担が500円、満70歳の方は無料で受けることができます。

石狩市では、市内に住む満40歳・50歳・60歳の方に加え、妊婦さんも自己負担が500円、満70歳の方は自己負担300円で受診が可能です。

対象の方はぜひ受診してみてはいかがですか?

札幌市の歯周病検診、受診方法について

誕生日が近くなってくると自宅に届く案内ハガキと受診の前に確認が必要なこと、持ち物などについてまとめてみました!

誕生日が近くなると届く「さっぽろ市歯周病検診のご案内」

■受診方法を確認して指定の歯医者さんへ予約の連絡を

対象の年齢になる誕生日が近付くと、札幌市保健所から「さっぽろ市歯周病検診のご案内」のハガキが自宅に届きます。

ハガキを開くと「受診票」という大きな見出しと、以下のような内容の説明が書かれています。

  • 受診可能期間は誕生日が基準であること
  • 健康保険証など年齢が確認できるものの持参
  • 検診の結果、治療が必要となった場合について

1点目は、この歯周病検診は、対象年齢になった誕生日から次の誕生日の前日までに受診する必要があるということ。

2点目には、対象年齢であることを確認するため、健康保険証や運転免許証を持参することが必要であること。

そして3点目に、この受診は検診だけで治療が必要になった場合は別途費用がかかることが記されています。

このハガキは受診票として持っていくと、歯医者さんで回収されます。

もし、紛失してしまったり、届いていない場合でも、札幌市に住んでいる対象年齢であることがわかるものを持参すれば受診は可能ですよ。

受診前に歯医者さんへ予約と受診日の確認を

■健康寿命を延ばすには欠かせない口腔ケアのきっかけに

この歯周病検診は、指定の歯科医療機関で受診する必要があります。

受診可能な歯医者さんはハガキに書かれているコールセンターへ電話で問い合わせることも可能ですが、札幌市のホームページでも指定の歯科医療機関のリストが公開されていますので、そちらで調べた方がスムーズですね!

歯科医療機関によって診療時間や休診日が異なるので注意。

受診にあたっては、指定の歯医者さんを確認し、「札幌市の歯周病検診」を受診したい旨をあらかじめ伝えて受診日時を確認・予約するのおすすめです。

※医療機関によっては、独自の歯周病検診などを行っていて異なる料金設定がされている場合もあります。必ず札幌市の歯周病検診を受診したいことを伝えましょう。

成人の約8割が歯周病かその予備軍であるとも言われている現代。健康寿命を延ばすためにも、口腔ケアは怠らないようにしたいですね!