多くの観光客が訪れる北海道の中でも、特に人気で1位2位を争う函館。
北海道新幹線に開業もあり、ますます注目されていますね!函館に行くには、飛行機と新幹線を比較すると、どちらが良いのでしょうか?
おいしいグルメや異国情緒が漂う街並み、歴史ロマンにふれる函館旅行に出かけてみませんか?
北海道でも1,2位を争う人気観光地、函館に行こう!
おいしい海鮮と異国情緒が漂う街・函館
おいしい海鮮や、美しい街並みや歴史ロマン。
魅力度ランキングでも度々上位にランクインする人気の観光地・函館は、北海道新幹線に開業もあり、ますます注目されています。都内の駅でも、北海道新幹線での函館旅行の広告をよく目にしますね!
飛行機でも、新幹線でも、旅のスタイルに合わせて移動手段を選べる函館は、思っているよりも気楽に行くことができる観光地。非日常を楽しむ函館の旅行に出かけてみませんか?
飛行機vs新幹線、東京から函館までのルート、所要時間は?
飛行機と新幹線。
函館への旅は、スタイルに合わせて選ぶことができます。
飛行機なら羽田空港から1時間20分とあっという間!ただし、空港には余裕を持って1時間前には到着しておきたいところ。また、空港まで(から)の移動時間についても考える必要がありますね。
新幹線は、東京駅から北海道新幹線へ直通列車が1日10往復ほど運行されていて、最速3時間58分。飛行機よりも乗車時間は長めですが、都内中心部からすぐにアクセスできるのが便利ですね。
飛行機の場合は?
羽田空港から函館空港は、1時間20分の空の旅です。
- 10:15発羽田空港ANA553便 羽田空港行き
- 11:35着函館空港
- 12:00発函館空港JR函館駅行き シャトルバス
- 12:20着JR函館駅
午前中の便だと10時台の飛行機なら、午後すぐには函館に着くことができそう!
函館空港から函館中心部・JR函館駅まではシャトルバスで20分ほど。空港へは1時間前には着く必要がありますので、空港に着いてからはトータル3時間ちょっとです。
新幹線の場合は?
東京駅から東北新幹線・北海道新幹線の直通運転されている新幹線なら、東京駅から新函館北斗駅までは最速で3時間58分。
- 08:20発東京駅新幹線 新函館北斗行き
- 12:18着新函館北斗乗り換え
- 12:36発新函館北斗函館本線 快速はこだてライナー
- 12:51着JR函館駅
東京駅から8時台の新幹線で午後には函館に到着!
アクセスの便利な都心からそのまま新幹線に乗れるのは便利ですね。東京を出ると、大宮、仙台、盛岡、新青森に停車し、新函館北斗駅までは5駅。新函館北斗に着いたら、JRの在来線に乗り換え、JR函館駅まで快速で15分です。
飛行機or新幹線の選び方、それぞれのメリット・デメリットは?
時間で選ぶと、実はあまり差がない?
飛行機か、新幹線か、「どっちが早く着くか?」は気になりますよね?
時間で選ぶと、飛行機の方が早そうに感じますが、あまり変わらないか、実は新幹線の方が早いことも。
飛行機の場合、羽田空港からは1時間20分の飛行時間ですが、空港には1時間前には着いておいた方がいいこと、また羽田空港までの移動時間も考える必要がありますね。羽田空港に行くよりも、東京駅や大宮駅に行く方が早い方なら、新幹線の利用を検討した方がいいかも。
料金は?どっちがおトク?
飛行機か、新幹線か、一番の関心ごとは料金の違い。どっちがおトクなんでしょうか?
それぞれの片道正規運賃は、
- 飛行機:羽田-函館 37,600円
- 新幹線:東京-新函館北斗 22,890円
です。
しかし実際には、旅行で行くのに正規運賃でチケットを購入することはほぼありませんね。多くの場合は、航空券や新幹線チケットが込みのパックを利用する場合が多いと思います。
パックだと、旅行の時期や予約するタイミングによっても様々です。参考までに、ある時期の1泊2日のパック旅行の金額を調べてみると、
- 飛行機:羽田発1泊2日 36,800円〜
- 新幹線:東京発1泊2日 38,700円〜
と、あまり違いはありませんでした。新幹線の方が若干高いのですが、このプランは函館山ロープウェイの乗車券(通常往復1,280円)が含まれていましたので、実質ほぼ変わりませんね。
乗っている時間が短いのは、飛行機
飛行機か、新幹線か、乗っている時間の過ごし方によっても選び方が変わるかも。
少しでも乗っている時間が短い方がいいな、という方は飛行機の方が圧倒的に短いのでおすすめ。
新幹線は最速でも3時間58分とちょっと長いですが、車内でゆっくり会話を楽しむこともできるので、女子旅にもおすすめですね。函館での行き先も観光ガイドブックを読んでゆっくり考える余裕もありますね。
天候の影響がないのは、新幹線
雪が降るのが当たり前の北海道。
北海道の空港では雪の対策はバッチリで、飛行機はちょっとくらいの雪でも問題なく着陸できます。
でも、稀に大雪となった場合には滑走路が閉鎖され、一度欠航になると長時間に及ぶ場合も。新幹線でも雪による遅延はありますが、飛行機よりは影響が少ないようです。
北海道新幹線が開業して間もない2016年12月、例年にない大雪で新千歳空港発の飛行機が3日間に渡って欠航となった時には、その代替交通として北海道新幹線に多くの人が押し寄せたということもありましたね。
本州と北海道をつなぐ交通
本州と津軽海峡を挟み、陸続きのない北海道。
東京近郊から函館へは、羽田空港-函館空港間で1971年からジェット機が就航していて、随分前から「空の旅」が一般的でした。
一方、青函連絡船で「海の旅」だった青森-函館間に、1988年に青函トンネルが開通すると電車で結ばれるようになり、それまでの青函連絡船は廃止されることになりました。
青森駅と函館駅を結ぶ鉄道連絡船であった青函連絡船は、人の輸送だけでなく、北海道と本州の物流を一手に担う存在でした。現在でもその需要は大きく、津軽海峡には今もフェリーが就航しています。
2016年には、北海道新幹線が新青森-新函館北斗間で待望の開業。全長53.9kmの青函トンネルを時速160kmの猛スピードで、わずか20分ほどで駆け抜けます。
現在では、飛行機と新幹線、旅のスタイルに合わせてそれぞれを選べるようになりました。
それぞれ、メリット・デメリットがありますが、自分の旅行スタイルに合わせて選んで、函館の旅行に出かけてみてくださいね。