農家さんが運営されている直売所。

普段、スーパーで並んでいる野菜を買うのとは違った、「旬の野菜との出会い」があります。

太陽の光をいっぱい浴びたその朝採れたての新鮮で、美味しい夏野菜や果物。

ドライブがてら、「旬の味覚との出会い」を求めて、直売所に行ってみませんか?

直売所で野菜を買ったら、安くて美味しくってびっくり!

ドライブがてら、直売所に行ってみよう!

■農家さんが運営する直売所には、旬の美味しさがいっぱい

市街地から少し離れた農家さんが多いところや道の駅に多い、野菜の直売所。

ドライブがてらに車を走らせ、直売所がありそうなところへ出かけてみましょう。

普段のスーパーでのお買い物とはちょっと違った、「野菜との出会い」「生産者・農家さんとの出会い」が、そこにはあるはずですよ。

どこに行けばある?札幌市内・近郊のおすすめ直売所について

ここでは、札幌市内や近郊、ドライブがてらに立ち寄りやすい、直売所があるところをご紹介します!

農家さんが直接運営されている直売所は、たくさんの方が押し寄せたりするとご迷惑になることもありますので、おおよその場所に留めておきます。

道の駅など、常時ある直売所については詳細を掲載しています。

ぜひ、参考にしてみてくださいね。

札幌&近郊のおすすめ直売所7選!

⑴ 八剣山の麓の「果樹園通り」、旬の野菜とフルーツが盛りだくさん!
■豊富な夏野菜はもちろん、サクランボや桃、洋梨などフルーツも多い

札幌中心部から定山渓・中山峠に向かう、石山通りの愛称で知られる国道230号線。

その豊平川を挟んだバイパス通りの「砥山豊平川沿線」には、多くの果樹園が並び、まさに「果樹園通り」と言ったところ。

この道沿いには近隣の果樹園・農家さんが、時期にもよりますが、だいたい5〜6件ほどの直売所が開かれています。

取り扱っている野菜は幅広く、トマト、きゅうり、なす、サヤエンドウ、ささげ、ズッキーニ、ゴーヤ、ししとうなど多彩。

さらに、果樹園が多いだけあって、フルーツも盛りたくさん!時期に寄りますが、さくらんぼ、桃、洋梨など。フルーツを使ったジャムなど、農家さんオリジナルの加工食品も魅力的。

おすすめは、秋の洋梨。このあたりで生産されている「ブランデーワイン」という品種は、フルーティーな香り豊かで、しっとりとした歯ざわりの絶品!

⑵ 小沢別の山あいに広がる野菜畑 – 西区
■小沢別トンネルを抜けると景色が一転、ビニルハウスや畑が広がる。道沿いには農家さんの直売所が。

中央区円山から五天山公園方面へ小沢別トンネルを抜けると、それまでの景色が一変して山あいに畑が広がります。

ここ小沢別地区は中心部からもほど近くにありながら深い緑に囲まれ、市民農園があったり、知る人ぞ知る素敵なカフェや隠れ家的なレストランもある、とっておきのおすすめエリア!

道沿いに2〜3件の農家さんが無人の直売所を運営されていて、収穫のシーズンには毎日その日に採れた新鮮な野菜が並びます。

小松菜やチンゲンサイ、春菊などの葉もの野菜はもちろん、ジャガイモやニンジン、ピーマン、トマトなど日常的に食卓にあがる定番野菜が多いようですよ。

⑶ 八紘学園の野菜直売所 – 豊平区
■ここはホントに札幌市内?!広大な農場が広がる赤いサイロが目印の八紘学園農産物直売所

札幌市豊平区、広大な敷地の農場を持つ八紘学園・北海道農業専門学校。

その敷地内に、学生たちが作った農作物や乳製品をはじめ、石狩管内の農畜産物も扱うの野菜の直売所があります。トマトやピーマン、玉ねぎ、じゃがいもなど定番野菜の種類が豊富!他にも季節の野菜がたくさん並びます。

■八紘学園の直売所に行ったらぜひ食べたいのがソフトクリーム!

そして、ここのおすすめは乳製品!

学園の自家生産牛の生乳のみを使った牛乳やヨーグルトをはじめ、そのミルクを使ったソフトクリームは特に大人気!北海道のソフトクリームラインキングでも必ず上位にランクインしますね。

札幌市豊平区月寒東2条13丁目1-12 八紘学園 農産物直売所
  1. 営業時間 : (4月中旬~11月上旬)10:00 - 17:00
    (11月中旬~4月中旬)10:00 - 16:00
  2. 住所 : 札幌市豊平区月寒東2条13丁目1-12 八紘学園 農産物直売所
  3. 駐車場:無料
⑷ 道道36号線沿線の農家さんと、道の駅あかいがわ – 余市町・赤井川村
■道沿いには無人の直売スタンドも。マナーを守って利用させていただこう

余市から赤井川に向かう道道36号線(余市赤井川線)の沿線には複数の農家さんがあり、直売所を開いている農家さんもあります。

ここでは、トマト、きゅうり、キャベツ、ピーマンなど定番の夏野菜が豊富。

トマトは一部の農家さんで、ブランドミニトマトの「アイコ」を生産しています。

このミニトマトは、一般的なミニトマトよりも果肉が厚く、ゼリーが少ない長卵型のミニトマトで、まるでフルーツのように甘いのが特徴です。タイミング良く直売所で出会うことができたらラッキー!

赤井川はスイカやメロンも有名、お目当に行くなら、旬の時季を狙うと良いかも!

「道の駅 あかいがわ」

「道の駅あかいがわ」では地域の農家さんが生産する農産物が集まる直売所もあります。

赤井川のカルデラ盆地で育った特産品が、春からはアスパラ、夏にはトマトやとうもろこし、かぼちゃ、スイカやメロンが並びます。

余市郡赤井川村字都190番地16
  1. 営業時間 : (5月~10月)8:30-18:00
    (11月~4月)9:00-17:00
  2. 住所 : 余市郡赤井川村字都190番地16
  3. その他、不定休あり
⑸ 道道274(337)号線沿線と、道の駅マオイの丘公園 – 長沼町
■長沼は札幌からも近くて、野菜だけでなくフルーツも豊富!ブルーベリーやプルーンが有名ですね!

札幌から国道274号線で長沼方面に向かう道沿い。

のどかな田園風景が広がるドライブにも人気のルートのこの道沿いに、数件の農家さんの直売所がありますよ。

この辺りの直売所でぜひ買っておきたいのは、長ネギ。

長沼町は北海道内でも七飯町に次ぐ作付け面積がある長ネギの一大産地。出荷も秋までされているので、いつ行っても買える可能性が高いですよ!

他にも、トマトやブロッコリーは6〜10月頃まで、玉ねぎは9月位から見かけるようになりますね。

「道の駅 マオイの丘公園」
■たくさんのお店が軒を連ねるマオイの丘公園の直売所

「マオイの丘公園」の道の駅では、地域の複数の農家グループが、野菜や果樹、酪農などの特色を活かした新鮮な味覚を産地直売していて、毎日多くのお客さんで賑わっています。

札幌からもすぐ近くなので、知っている人も多いのでは?

長沼の美味しい野菜が毎日たくさん並んでいる他、スーパーではなかなか見かけないちょっと珍しい野菜に出会えることも!

他にも、メロンを専門に扱っているお店や、地元素材を利用した加工食品を多く扱っているお店もあるので見て回るだけでも楽しいですね!

北海道夕張郡長沼町東10線南7番地
  1. 営業時間 : (4月~11月)9:00-18:00
    (12月~3月)9:00-17:00
    ※直売所は夏季9:00-16:00頃まで
  2. 住所 : 北海道夕張郡長沼町東10線南7番地
  3. その他、不定休あり
⑹ 道と川の駅・花ロードえにわ 新鮮ひろば「かのな(花野菜)」
■多目的広場やウォーターガーデンもある道の駅「花ロードえにわ」はドライブに是非立ち寄りたいですね!

恵庭市内の国道36号線沿いにある道の駅「花ロードえにわ」には、多目的広場やウォーターガーデン、漁川へとつながる親水空間など家族連れのドライブにも人気スポットですね!

とても清潔感があってきれいな館内には、ベーカリーや広いフードコートもあって、どれも美味しそう!

■恵庭名産のかぼちゃの他、定番根菜が多いのがありがたいですね!

道の駅に併設されている『新鮮ひろば かのな(花野菜)』は大きな野菜直売所で、近隣農家さんの持ち込んだ美味しい野菜がたくさん並んでいます。

ここは、恵庭市の特産でもある「えびすかぼちゃ」をはじめ、たまねぎ、にんじん、じゃがいもなど定番の根菜が多く、箱売りもしているので家庭用のストックにもおすすめ。地方への発送をしているので、観光客にもおすすめ。

札幌市豊平区月寒東2条13丁目1-12 八紘学園 農産物直売所
  1. 営業時間 : (4月中旬~11月上旬)10:00 - 17:00
    (11月中旬~4月中旬)10:00 - 16:00
  2. 住所 : 札幌市豊平区月寒東2条13丁目1-12 八紘学園 農産物直売所
  3. 駐車場:無料
⑺ 野菜の駅 ふれあいファームしのつ
■札幌市街から275線を江別方面に進み、石狩川を渡ってすぐ

江別産の新鮮でおいしい野菜を探すなら「野菜の駅 ふれあいファームしのつ」がおすすめ!

江別方面へ進む国道275号線沿いなので、ドライブの途中に立ち寄るのも良いですね。

ここで売られている野菜は、早採れの新鮮そのもの!開店直前に店頭に並べられているそう。野菜以外にも、地元素材を使った加工食品もありますよ。

併設されている「スイーツスタンド 葉らっぱ」では、近隣の町村農場のソフトクリームや店内で焼かれるチーズパイも人気!

恵庭市南島松817番地18
  1. 営業時間 : 9:00 - 17:00
  2. 住所 : 恵庭市南島松817番地18
  3. 直売所の営業は例年11月下旬頃まで

直売所で野菜を買う3つのメリット&楽しみは?

① 安い!

直売所に行って、まず驚くのがその値段!

普段、スーパーで見ているよりも、ずいぶん安く感じるものが多いです。

理由は、農家さんが直接販売する直売所では、流通コストがかからないため。また、並んでいる野菜には、傷がついてしまっていたり、大きくなりすぎて規格外になって、出荷できないものもあります。

そのため、スーパーの店頭価格よりも安く提供されているんですね。

② おいしい!

直売所の野菜は、おいしいです!

これはホント。その違いは、やはり鮮度です。

直売所に並ぶ野菜や、その日の朝の採れたてばかり。

特に、太陽の光をいっぱい浴びた夏野菜の旨味は、鮮度の良い直売所の野菜を食べるとビックリするほど。ぜひ一度食べて欲しいですね。

③ 旬との出会いが楽しい!

農家さんが運営している直売所には、その時期その土地だからこそ採れる野菜が並びます。

なので、お目当の野菜を探そうと思っても、なかなか難しいもの。

”その時の旬を味わう”つもりで、出会った野菜を手にとってから献立を考えてみるのも、直売所に行く楽しみのひとつ。

また、生産者である農家さんとの出会いも嬉しいですね。時には、旬な野菜のとっておきレシピを教えてくれることも。献立に困ったら、相談してみるのもいいですね。

ちゃんと知っておきたい、農家さんの直売所のこと。

農家さんがやっている直売所は、農家さんが忙しい農作業のお仕事をしながら、運営してくださっています。

なので、営業日や時間などは決まっていない場合もほとんど。「去年まであった直売所が、なくなっちゃった!」なんてこともあります。

直売所は、いつ行っても品切れせずに野菜が並んでいるスーパーではありません。

マナーや礼儀、生産者への敬意を持って、利用したいですね。