北海道での「ものづくり」にこだわり、鞄など手作りの革製品を作りつづける「鞄いたがき」

その本店が赤平市にあり、おしゃれなカフェも併設されているのをご存じですか。ショールームで数々の革製品を堪能した後、カフェで淹れ立ての本格コーヒーを楽しめるんです。

歴史ある炭鉱の町でもあった赤平市の観光スポット、赤平駅舎跡やズリ山階段などもあわせてご紹介します!

妥協しないものづくりの精神「鞄いたがき」

タンニンなめし革にこだわる

■こだわりの革製品が並びます。

鞄をはじめとする「いたがき」の革製品は、すべてタンニンなめしの製法で一つ一つ丁寧に作られています。タンニンなめしとは植物から抽出した渋(タンニン)を使用してじっくりと時間をかけて革をなめす製法のことを言います。

さらにタンニンなめしの中でも「ビット製法」という、より手間も時間もかかる製法で負担をかけずに自然に革をなめし、芯までタンニンを浸透させています。そうすることで型崩れしない丈夫な革製品に仕上げることができるのです。

長く愛される製品を作り続ける

タンニンなめしで作られた製品は時間がたつほど経年変化の味わいが醸し出され、色合いは深みが増し手になじんできます。そして丈夫なので長く使うことが可能です。

手間ひまを惜しまない昔ながらの製法で作り続けるのは、そうした自然に近いものへのこだわりと製品を愛着深く長く使って欲しいという思いが込められているからです。

妥協しない情熱の作り手たち
■ベテラン職人の熟練の技術が光ります。

こだわりの革製品は職人が一つ一つ手作りで丁寧に仕上げています。赤平の本店には工房もあり、スタッフの方に頼めば見学も可能。たくさんの職人が革製品と真剣に向き合い、お客様に愛される品をじっくりと作り上げている姿は、「いたがき」のものづくりへの情熱と妥協しない精神が溢れています。

また「いたがき」の革製品は購入してから年数が経過していても修理に応じてくれます。修理された製品は新たな命を吹き込まれ、また長い時間をともに過ごすことができるのです。※修理は有料です。

「いたがき」の店は赤平本店のほか、以下の直営店があります。

  • 京王プラザホテル札幌店
  • 新千歳空港クラフトスタジオ店
  • 京王プラザホテル新宿店
  • 中部国際空港セントレア店
  • 京都御池店
赤平市幌岡町113番地 鞄いたがき赤平本店
  1. 営業時間 : 10:00 - 17:00(年末年始休)
  2. 住所 : 赤平市幌岡町113番地 鞄いたがき赤平本店
  3. TEL : 0125-32-0525
  4. 駐車場:あり

いたがきCaféは遠方からくるお客様に美味しいコーヒーでおもてなし

たくさんのすてきな革製品を堪能したあとは、ショールームに併設されているカフェにもぜひ立ち寄ってみましょう。

「いたがきCafé」は創業者板垣英三氏が「遠方から来るお客様を美味しいコーヒーでおもてなししたい」いう思いから作られました。

じっくりと焙煎された本格的なコーヒーと美味しいケーキが味わえます。また夏季限定ですが、町村農場のソフトクリームも楽しめます。

本格コーヒーとケーキ

旭川の珈琲専門店「昭平堂」の豆を使ったオリジナルブレンドは、スタッフがハンドドリップで丁寧に淹れています。その味は深みがあって何杯でもおかわりしたくなる美味しさ。アイスコーヒーはなんと前日から仕込んでお店に出しているそう。ホットとアイスでは違う豆を使用するなど、「いたがき」のこだわりはカフェでも大いに発揮されています。

おしゃれで美味しいケーキはすべて地元赤平市のお店から。老舗「日高屋」のケーキが日替わりで登場し、「Café Luft」のタルトやプリンも週替わりで味わえます。

カフェのコンセプトは~タンニンなめしの革との過ごし方~
■家具にもこだわりのタンニンなめし革

明るく開放感たっぷりのカフェは椅子やマガジンラック、ナプキンホルダーに及ぶまですべてタンニンなめしの革が使用されています。オープンテラスでは広々とした自然豊かな景色を楽しむことができ、まさに癒しの空間。また赤平本店の社屋は環境に配慮したガーデン・エコファクトリー。革製品だけではないさまざまなこだわりを随所に感じます。

その思いやこだわりを体感しに、ぜひ「いたがき」本店とcaféに行ってみてはいかがでしょうか。

炭鉱の歴史ある赤平市

「いたがき」のショールームやカフェでくつろいだ後は、赤平市を散策してみましょう。ちょっと足を伸ばすと「赤平駅舎跡」や炭鉱の歴史をしのぶ「ズリ山」があります。

赤平駅舎跡地は市民の交流の場

赤平駅舎跡地は現在「赤平市交流センターみらい」となり市民の集いの場です。JR赤平駅は内部に併設されています。研修室やホール、音楽室など市民の利用できる施設が多数あり、ロビーには交流都市紹介・地場産品紹介コーナーも。6階建てのセンターの屋上には展望コーナーがあり、赤平市を一望できます。

赤平市美園町1丁目 JR赤平駅
  1. 営業時間 : 9:00 - 22:00(年末年始休館)
  2. 住所 : 赤平市美園町1丁目 JR赤平駅
  3. TEL : 0125-34-2311
  4. 駐車場:あり

日本一のズリ山階段

■ズリ山階段の登り口。

「赤平市交流センターみらい」のすぐそばにズリ山があります。ズリ山とは炭鉱で出た廃石がたまってできた山のことです。ここ赤平市のズリ山は777段の階段が設置されており日本一の高さ。まさに赤平の観光スポットの一つです。頂上には幸福の鐘があり、天気が良ければ遠く十勝岳まで眺めることができます。

また赤平の有名なお祭り「火祭り」の火文字の点火が行われる場所としても有名です。

赤平市字赤平693-1 ズリ山展望広場
  1. 営業時間 : -
  2. 住所 : 赤平市字赤平693-1 ズリ山展望広場
  3. 駐車場:あり

自然豊かな赤平市のゆったりとした時間

「鞄いたがき」をはじめとしたものづくりにこだわる企業が赤平市には点在しています。そして豊かな自然に囲まれ、雄大な空知川を町に抱いています。

そこには「ものづくり」にふさわしいゆったりとした時間が流れていました。ぜひ赤平市を訪れてそんな時間を体感してみてください。