新千歳空港の飛行機が突然の欠航!
台風や雪などの天候、機材トラブル…どうしても今日行きたい!帰りたい!という時には、北海道新幹線を利用する、という手もありますよ。
札幌から新函館北斗までは在来線特急、新函館北斗から東京/上野までは北海道新幹線を使えば、陸路で札幌⇆東京が可能です。
天候不順、雪、急な機材トラブル!?飛行機が飛ばない時は新幹線!
羽田⇆新千歳空港の飛行機が飛ばない!?
飛行機の利用がメインの「札幌⇆東京」
新千歳空港と羽田空港を結ぶ飛行機は、年間およそ900万人もの利用者があり、日本で最も忙しい路線のひとつで、世界有数の空路です。
旅行や出張、帰省で利用される方も多いですよね!
でも、台風や大雪など天候不順、機材トラブルで飛行機が飛ばない!ということも稀にありますよね…
「どうしても今日中に行きたい!帰りたい!」という時には、『北海道新幹線』を利用する、という手がありますよ!
そんな時は、函館経由で北海道新幹線という手があります!
新幹線なら、飛行機よりも天候の影響を受けにくく、台風や雪で飛行機が飛ばない時でも新幹線は走っている、という場合も多いですね!
新青森駅-新函館北斗駅間で2016に開業した北海道新幹線。
東北新幹線と直通運転をしており、「新函館北斗」と「上野」/「東京」を『はやぶさ』が1日10往復し、最短4時間2分で結んでいます。
新函館北斗⇆札幌は在来線特急列車が運行していますので、「どうしても今日中に到着したい!」という時に活用したいルートです。
札幌⇆東京の新幹線、所要時間とルート、料金は?
最短8時間30分、料金は32,340円〜
札幌⇆東京の新幹線を使ったルートは乗り換え時間などを含め、最短で8時間30分ほど。料金はJR在来線と新幹線を合わせて32,340円〜です。
長時間の乗車になりますが、お昼過ぎの出発でも、なんとか当日中に到着することができますね!
料金は高いですが、ビジネス目的や外せない急用であれば、許容される範囲ではないでしょうか。
札幌⇆函館 – JR在来線特急「スーパー北斗」
札幌⇆函館の区間には、JRの在来線の特急を利用することになります。
「札幌駅」⇆「新函館北斗駅」間は、特急『スーパー北斗』が運行しており、約3時間40分で結んでいます。
上り下り共に始発は6時台、以降およそ1時間に1本位のペースで20時まで、1日に12本が運行しています。
料金は片道で、
- 自由席:8,910円
- 指定席:9,440円
- 自由席:13,100円
です。
空港からだと、JR新千歳空港駅から函館北斗行きの直通電車はありませんので、ひとつ手前の「南千歳駅」まで戻り乗り換える必要がありますので注意してくださいね。
函館⇆東京 – 北海道新幹線「はやぶさ」
函館⇆東京の区間には、北海道新幹線を使用することができます。
「新函館北斗駅」⇆「上野」/「東京」間で新幹線『はやぶさ』が最短4時間2分で結びます。
「新函館北斗駅」発、「上野」/「東京」発は共に6時台が始発。「新函館北斗駅」発の最終は18時台、「上野」/「東京」発の最終は19時台まで運行されています。
料金は新函館北斗⇆東京の片道で、
- 指定席:23,430円
- グリーン:30,940円
- グランクラス:39,320円
です。
雪に強い!北海道新幹線
運休率0.16%!世界一ともいわれる北海道新幹線の雪対策
北海道新幹線には、さまざまな雪への対策が施されています。
エアジェットによる除雪装置やスノーシェルター、電気融雪器の設置は北海道の新幹線ならでは。
その成果もあって、開業1年目の運休率は0.16%!
天候に左右されやすい飛行機よりも影響の少ない新幹線は、開業してからもさまざまな場面で飛行機の代替輸送として注目されています。
代替輸送として注目された2016年12月の大雪
北海道新幹線が開業した初めての年、2016年の12/22〜23にかけて、北海道は50年ぶりの大雪に見舞われました。
この時は、新千歳空港で多くの飛行機が欠航になりましたが、その際、多くの人が北海道新幹線へ押し寄せ、飛行機に変わる代替輸送としての存在感を示しました。
その後の2019年には、多くの河川の決壊・氾濫により甚大な被害をもたらした台風19号で多くの飛行機が欠航となる中、北海道新幹線は一部時間帯で運行され、飛行機から新幹線に代えた方も多かった様です。
いざ!という時には、ぜひ利用してみてはいかがでしょうか。