「おやき」といえば、あんこがたっぷりつまって、優しい甘さとふんわりとした食感がおいしい、昔ながらの和菓子。

庶民のおやつとして人気ですが、実は地域によって呼び方が異なり、「おやき」と呼ぶのは北海道だけなのを知っていましたか?

人気のおやきのお店紹介とともに、地域別の呼び方について探ってみました!

札幌のおいしいおやき屋さん厳選3選!「おやき」と呼ぶのは北海道だけ?!

あんこ派?クリーム派?おいしい「おやき」を食べ歩き!

■ 庶民のおやつとして人気の「おやき」、写真は「おやきの平中」の“あん”

たっぷりの粒あんがつまった定番の「あん」はもちろん、とろっとしたカスタードがなめらかな口当たりの「クリーム」も人気のおやき。

最近では「チーズ」や「ハンバーグ」「ウィンナー」といった具材が入っているものもあって、お店によってバリエーションもさまざまですね!

まずは、おいしい「おやき」を食べることができる、札幌のおすすめのおやき屋さんを厳選してご紹介します!

① おやきの平中/白石区
■ 札幌のおやき屋さんといえばここはハズせない!「おやきの平中」

札幌で「おやき」といえば、真っ先に思い浮かぶのは昭和33年創業の老舗『おやきの平中』ですね!

いつも焼きたてを食べることができるので、生地の表面はサクっとして中はフワフワ。カリっとした耳の部分もおいしいんですよね!

定番の“あん”はふっくらした小豆の食感がたのしめる自家製の粒あんで、甘すぎず生地とのバランスも抜群。

ひっきりなしにお客さんが訪れるので、タイミングによっては少し時間がかかる場合もありますが、待ってでも焼きたてを味わいたいお店です。

札幌市白石区菊水7条2丁目1−2
  1. 営業時間 : 10:00 - 18:00頃
    (定休日:日曜日・祝日)
  2. 住所 : 札幌市白石区菊水7条2丁目1−2
  3. TEL : 011-821-2645
  4. 種類:あん/クリーム/チョコ/ハンバーグ/マヨチーズ
② 浅野おやき店/南区
■ メニューが豊富で家庭的な味わいの「浅野おやき店」

石山通から少し入った路面にある『浅野おやき店』は、昔ながらの優しい味わいのおやき屋さん。

お店で炊いている“あん”は素朴で家庭的な粒あんで、「あんこはここが一番旨い!」という声も。

昔ながらのおやき屋さんですが、“チーズ”や“ミックス”をはじめ、最近では“抹茶あん”や“レモンあん”といった新メニューの開発にも熱心!

焼きそばやたこ焼きも人気で、食事で立ち寄る方も多いお店です。

札幌市南区藤野3条1丁目2−8
  1. 営業時間 : 9:00 - 20:00
    (定休日:日曜日)
  2. 住所 : 札幌市南区藤野3条1丁目2−8
  3. TEL : 011-591-8915
  4. 種類:あん/クリーム/チョコ/チーズ/ミックス(ウインナー+マヨネーズ)/抹茶あん/レモンあん
③ おやき屋 晴耕雨読(せいこううどく)/東区
■ ちょっぴり上品な味わい「おやき屋 晴耕雨読」

昔ながらのおやき屋さんが少なくなる中、新しくオープンして話題になっているのが『おやき屋 晴耕雨読』です。

スーパーの一角にある宝くじ売場の裏、というちょっと変わったシチュエーションながら、とっても美味しいおやきを焼いています。

おやきの“あん”といえば粒あんが主流の中、ここには“こしあん”があって、少し塩味がある生地になめらかな“こしあん”がマッチして、上品で美味!

日常のおやつにはもちろん、お呼ばれの際の手土産やお客さんにお出しするにもアリだな、と思えるおすすめのお店です。

北海道札幌市東区北18条東1丁目3-24
  1. 営業時間 : 9:00 - 19:00
  2. 住所 : 北海道札幌市東区北18条東1丁目3-24
  3. TEL : 011-741-3333
  4. 種類:つぶあん/こしあん/クリーム

地域によって異なる「おやき」の呼び方、今川焼き/大判焼きとの違いは?

■ 「おやき」と呼ぶのは少数派!地域によって異なる呼び方とは?

北海道民にとっては「おやき」という呼び方が一般的ですが、実は地域によっても異なり、「おやき」と呼ぶのは北海道のほか青森・岩手と茨城の一部の地域だけなんですよ!

<地域別「おやき」の呼び方>
  

・今川焼き(首都圏・全国)
・大判焼き(全国)
・おやき(北海道・東北と茨城の一部)
・回転焼き/回転饅頭(関西・九州など)
・太鼓焼き/太鼓饅頭(西日本各地)
・御座候(兵庫)

他多数

全国的には「今川焼き」や「大判焼き」と呼ばれることが多く、北海道でもこの呼び方をする方もいらっしゃいますね。

「今川焼き」という名称の由来には諸説ありますが、江戸時代中期に神田今川橋のあたりにあった露店で売り出されていたことから名付けられたといわれています。

ほかにも、円形の回転する焼き台でつくる地域では「回転焼き(饅頭)」と呼ばれていたり、その形状から「太鼓焼き(饅頭)」と呼ぶ地域、店舗名そのままで呼ばれるようになった「御座候」など、地域によってさまざまな呼ばれ方をしていますが、その作り方や形状などに大きな違いはありません。

道外で「おやき」といえば長野名物?!
■ 全国的には「おやき」といえば長野の郷土料理のこと

北海道の「おやき」と「今川焼き」や「大判焼き」と呼ばれるものに大きな違いはありませんが、道外で「おやき」というと、違う食べものになってしまうのを知っていますか?!

道外でいう一般的な「おやき」とは、小麦粉やそば粉を水で溶いた生地に野沢菜や切り干し大根などの具材を包んで焼いた長野県の郷土料理のこと。

「おやき」が意味する食べ物の違いは、北海道に移住してきた方が戸惑う“北海道あるある”のひとつ。

本州に住み始めてカルチャーショックを受ける道産子も多いとか。

優しい気持ちになれる「おやき」ぜひ味わって

■ 安くてお腹もいっぱいになる「おやき」は気持ちまで優しくなりますね!

庶民のおやつとして人気の「おやき」ですが、しばらく食べてないなーという方も多いのでは?

札幌には「おやき」のおいしいお店がまだまだたくさんあります。ぜひ、優しい気持ちになれる「おやき」をあらためて味わってみてくださいね!