2020年7月、白老町に誕生した、民族共生象徴空間「ウポポイ」

北海道の先住民族であるアイヌの文化や歴史を伝える拠点としてはもちろん、観光スポットとしても注目されていて気になっている方も多いのでは?!

札幌から白老町、ウポポイまでの行き方についてまとめてみました!

アイヌの文化と歴史を学ぶ!「ウポポイ」に行くなら車?それともJR?

札幌から白老町ウポポイへのアクセス方法をまとめてみました!

■アイヌの歴史・文化にふれあうことができる注目のウポポイ

白老町は太平洋に面した町で、東は苫小牧市、西は登別市に接しています。

北海道でも最も主要な幹線道路である国道36号線が通り、特急列車も多く運行する室蘭本線の白老駅があるので、車でもJRでもアクセスが良好!

ウポポイはそんな白老町の海岸線から1kmほど内陸にあるポロト湖の湖畔にできた国立施設です。

民族共生象徴空間「ウポポイ」とは?
■ウポポイのメイン施設である「国立アイヌ民族博物館」

「ウポポイ」は北海道の先住民族であるアイヌの歴史や文化を学び伝える拠点として白老に誕生した国立施設で、正式名称は「民族共生象徴空間」といいます。

愛称の「ウポポイ」とは、アイヌ語で「(おおぜいで)歌うこと」を意味しているそう。

ポロト湖に面したアイヌ文化を五感で感じることができるフィールドミュージアムの「国立民族共生公園」と、アイヌの歴史と文化を学べる日本最北の国立博物館「国立アイヌ民族博物館」などからなり、新しい観光スポットとしても注目されています。

白老町若草町2丁目3ウポポイ
  1. 営業時間 : (4⽉〜7⽉中旬)平⽇9:00 - 18:00, ⼟⽇祝⽇9:00 - 20:00(7⽉下旬〜8⽉下旬)9:00 - 20:00(9⽉上旬〜10⽉下旬)平⽇9:00 - 18:00, ⼟⽇祝⽇9:00 - 20:00(11⽉上旬〜3⽉下旬)9:00 - 17:00
  2. 住所 : 白老町若草町2丁目3ウポポイ
  3. 駐車場:あり(500円)
    JR白老駅 北⼝から徒歩5分

車でウポポイに行く場合

札幌から車でウポポイに行くには、「一般道」のルートと「高速道路」を利用するルートの2パターンの行き方があります。

行きはドライブを楽しみながら一般道で向かい、帰りには高速道路を使う、というのもおすすめですよ!

① 一般道なら支笏湖経由で約87km、2時間!
■一般道でウポポイに行くなら支笏湖経由で行くのがおすすめです

一般道でウポポイに行く場合、札幌中心部からは約87km、2時間ほどで到着します。

国道453号線で支笏湖方面に向い、支笏湖の湖畔を通って、樽前錦岡線(道道141号線)から苫小牧方面へ。

苫小牧市街地に入ったら、国道36号線で白老方面に進むとウポポイまではすぐです。

このルートは、支笏湖や湖周辺の山々など雄大な大自然を感じることができるルートなのでドライブにもぴったり!

ただし、樽前錦岡線(道道141号線)は例年11月上旬〜4月下旬頃まで冬期通行止めになるので注意。雪解けの状況によって時期も変わるので、この時期に利用する際は事前に交通情報をチェックしてくださいね。

② 高速道路なら約90km、1時間20分!
■ウポポイへ行くなら高速道路が快適で便利ですね!

高速道路でウポポイに行く場合、道央自動車道を利用すると約90km、1時間20分ほどで到着します。

札幌方面からは最寄りの「白老IC」で降りると、ウポポイまではすぐ。

高速料金は札幌南IC〜白老ICで2,130円(普通車)です。

JRでウポポイに行く場合

■札幌から白老まではJR特急で約60分!

札幌からJRでウポポイに行くには、「特急すずらん」や「特急北斗」を利用して最寄りの「白老」まで行くのが便利!

「特急すずらん」は札幌〜東室蘭・室蘭間をむすぶ特急列車で、札幌を出ると、新札幌・千歳・南千歳・沼ノ端・苫小牧に停車して、白老までは60分前後で到着します。

「特急北斗」は札幌〜函館を結ぶ特急列車で、札幌を出ると、新札幌・南千歳・苫小牧に停車し、白老までは60分前後で到着しますが、一部の列車は白老に停車せず通過※1となりますので注意して。

JR白老駅からは、北⼝から徒歩で約500m、10分ほどで到着です。

※1. 北斗2・4・21・23・24号は白老通過