2022年春、北海道で「ビッグボス」といえば、北海道日本ハムファイターズの「ビッグボス」・新庄剛志さん、一色でした。

そんな新庄さん一色の2022年春の3月22日に北海道限定でサントリー食品インターナショナル(株)から再発売されたのが「ビッグボス カフェオレ」。350g缶でメーカー希望小売価格(税別)115円です。

気になる、こちらの「ビッグボス」を入手して試飲してみました。

実は2018年に登場していたサントリーの「ビッグボス」

北海道限定で再発売されたのは「ビッグボス カフェオレ」

1992年の発売以来、約30年も続く、サントリーの「BOSS」ブランドは、多くの人が知っているロングセラーブランド。筆者も子どものときから慣れ親しんだブランドです。

そして筆者は知らなかったのですが、このサントリー「BOSS」ブランドのひとつとして、2018年に発売されたのが「ビッグボス」。さらに、その翌年2019年にラインアップとして登場したのが「ビッグボス カフェオレ」だったといいます。

その後も継続して販売されるかように思われた「ビッグボス」シリーズですが、メーカーのプレスリリースによると「「BOSS」ブランドの新商品開発やマーケティング活動などを総合的に判断し、2020年に販売を終了しました。」とのこと。

ところがメーカーのプレスリリースによると2021年に「SNSを中心に多くのお客様から「また飲みたい」「復活して欲しい」という声を多数いただいたため、その熱い要望にお応えしてシリーズの中でも特にご好評いただいていた「ビッグボス カフェオレ」を北海道限定で再発売します。」といいます。

タイミング的にいろいろなことを考えてしまいますが、ふたつの「ビッグボス」には公式な関係性はないようです。

「ビッグボス」効果か?「ビッグボス カフェオレ」を飲んでみた

そんなサントリー「ビッグボス カフェオレ」を購入した後に再発売の事情をいろいろ調べて、プレスリリースなどではじめて知った筆者。実際にサントリー「ビッグボス カフェオレ」を購入した理由は、たまたま買い物をしていた100均のダイソーで「ビッグボス カフェオレ」を発見したからです。購入価格は当然、税込110円。

2022年4月の連日のように新庄「ビッグボス」がという報道がなされている北海道でサントリー「ビッグボス」を発見したら、それは道民として買わずにはいられないでしょう。もうある種のサブリミナル効果といえるかもしれません。確か店頭の手描きのポップには「北海道限定」「非公式」と書かれていたように思います。「非公認」だったかもしれません。どちらであったにしても「もう、そのおもしろさだけで即買い!」。自分で飲む分と、誰かに差し上げる分の2本を購入。お土産でも、これからGWや夏休みに遊びに来る友人にあげてもいいと考えました。1本110円(税込)なら笑いがとれれば十分と考えたわけです。プレスリリースにもあるようにサントリー「ビッグボス」は2018年の発売なので「非公式」や「非公認」以前に元祖「ビッグボス」なわけですが……。

笑いがとれれば十分と購入しましたが、当然ですが味が気にならないわけではありません。そこで購入した「ビッグボス カフェオレ」を1本は開封。実際に飲んでみました。缶コーヒーとしては、たっぷり大容量の350g缶。「かなり甘みの強いコーヒー牛乳みたいな味」だろうと思っていました。しかし「思ったよりもコーヒーらしいコクがあり、ゴクゴク飲めるのですが後味はスッキリ」。キンキンに冷やして、夏場に飲むにはぴったりのテイストです。普段のホットコーヒーはブラックですが、夏場のアイスコーヒーにはミルクとガムシロップを必ず入れる派の筆者にとって、かなり好みのアイスコーヒーです。350g缶を一気に飲み干してしまえる印象でした。

長い冬が終わり、花々も咲き乱れ、これからドンドン暑くなっていく北海道の夏に「笑いも水分もとれる!サントリー「ビッグボス カフェオレ」」は、みつけたら、とりあえず複数本、ストック分も買っておきたい缶コーヒーといえるでしょう。道民としては、日本ハムファイターズの「ビッグボス」にも、復活したサントリーの「ビッグボス」にもぜひ大活躍してほしい2022年というわけです。