小樽観光といえばノスタルジックな街並みの散策や、美味しいグルメの食べ歩きなど、たくさんの魅力がありますね。さらにクラフト体験もおすすめで硝子制作、オルゴール制作、キャンドル制作など…旅の思い出になります。

小樽は硝子工芸の一大中心地。明治より受け継がれてきた硝子工芸の体験ができる工房がいくつもひしめきます。オルゴール制作も人気で、オルゴールの本体・音色を決めてお好みの小物をデコレーションします。世界に1つだけのオルゴールは素敵なお土産になりますね。

そして今回はキャンドル制作を体験してみました。揺らめく灯りに癒されるキャンドル、ぜひ小樽観光の参考にしてくださいね。

オリジナルキャンドルに小樽観光の思い出を刻む

キャンドル制作体験をしてみよう!

今回は、小樽キャンドル工房にてキャンドル制作体験をしてみました。

小樽キャンドル工房はJR小樽駅から徒歩約15分、観光客で賑わう北一硝子や洋菓子店が並ぶ通りにあります。建物は明治44年に建築された石造り倉庫を利用、季節によって緑や赤と表情を変えるツタがお店の目印です。

小樽市堺町1-27
  1. 営業時間 : 10:00 – 18:00
    [手作り体験受付] 10:00 - 16:30
  2. 住所 : 小樽市堺町1-27
  3. 定休日:なし(年末年始のみ休業)
    ※手作り体験は要予約
幻想的な店内


店内は照明を落とし気味、キャンドルの灯りが引き立つ幻想的な雰囲気で、アロマキャンドルの香りに癒されます。オリジナルキャンドルやヨーロッパの伝統的な製法で作られたキャンドル、アロマキャンドルなど200点以上が揃う国内最大級のキャンドル専門店です。

キャンドルホルダーも数多く販売しており、一番の人気商品はシルエットキャンドルホルダー。火を灯すと小樽運河のシルエットが浮かび上がります。
店内は1階がショップ、2階がカフェで、手作りキャンドル体験も楽しめますよ。

中央にある約4メートルのキャンドルツリーがお店のシンボルです。

素敵なカフェでティータイムを


2階にCafé FLAME(カフェ・フレーム)というカフェがあります。吹き抜けから1階の灯りを眺め、ネルドリップで淹れた珈琲や、自家製ケーキをいただけます。レンガの壁にロウソクの炎がほんのり灯る素敵な空間、時間がゆっくり流れているようです。

おすすめはティーウォーマーで温めるハーブティー。レンガ風のキャンドルの灯りを見つめながらいただくハーブティーは格別!ティータイムや、制作したキャンドルが出来上がるまでの待ち時間にも利用できますね。

ボタニカルキャンドル制作体験

ボタニカルキャンドルとは

ボタニカルとは植物を意味し、キャンドルに花や葉、果物などのドライフラワーを閉じ込めたものがボタニカルキャンドルです。

静かな部屋でキャンドルに火を灯すと、小さく揺れる光に心が落ち着きつきます。明るい時間にもおしゃれなインテリアとして楽しむことができプレゼントにも喜ばれますね。

いよいよ制作体験に挑戦!


ベーシックな白いキャンドルの周りをドライフラワーで装飾し、ロウを流し込むことでオリジナルのキャンドルができます。
最初に型の中に油を少量垂らし、型全体をコーティングして拭きとります。すると出来上がったキャンドルが型からすっと抜けやすくなります。土台となるキャンドルを中心に置きましょう。
ここからがオリジナルな模様付け!キャンドルをどのような模様にしたいかイメージしてドライフラワーを並べてみます。

この時ドライフラワーが少なかったり、小さいものが多すぎたり、淡い色を多く選んでしまうと出来上がりが想像より物足りなく感じるかもしれません。少し乗せすぎで、何個かは大き目のドライフラワーを選ぶと出来上がりが華やかです。

型とロウソクの間の隙間に、先ほどシートに並べたドライフラワーをピンセットで埋めていきます。ドライフラワーはとても繊細なので、ピンでそっと掴みましょう。

隙間に入れていく時にレイアウトと違ってしまうことや、隙間ができてしまった…と思うことも。その時はお好みのドライフラワーを付け加えるといいですよ。

ロウをキャンドルがしっかりかぶるまで注ぎ、制作体験終了。30分ほど時間を置き固まったら完成です!

キャンドルの灯りが街を彩る「小樽雪あかりの路」

小樽では毎年2月に「小樽雪あかりの路」が開催されます(2021年は中止になりました)幻想的な冬の風物詩で、12万本以上のキャンドルの灯りによって街中がきらびやかに…

メイン会場は、JR小樽駅から小樽運河に向かう途中にある旧手宮線。旧手宮線とは、日本国有鉄道が運営していた鉄道路線の廃線跡です。現在は線路や踏切、遮断機が残され、人気観光スポットのひとつです。冬には真っ白な雪に覆われた線路沿いが、無数のスノーキャンドルによって彩られます。

小樽運河も会場に。スノーキャンドルが並ぶほか、漁具を利用した浮き球キャンドルが水面に浮かびます。

最も寒い2月の小樽で、なぜか感じるほんのりとした温かさ。キャンドルには私たちの心を穏やかにしてくれる魅力がありますね。

小樽にある「青の洞窟」を知ってますか?春〜秋の限定の絶景クルーズ!